内容説明
国家の命運を左右する大戦略を解剖。戦争の起源、近代戦略思想の系譜から政軍関係、軍縮・不拡散、インテリジェンス、平和思想まで―。軍事戦略と戦争のすべてをていねいに解説。日本初のグローバルスタンダード・テキスト。
目次
日本における戦略研究のフロンティアを目指して
第1部 戦略と戦争―その理論と歴史(戦略とは何か―そして、何が戦略を形成するのか;戦争の起源と終結―戦争抑制へのアプローチ;近代戦略思想(その1)―ナポレオン戦争から第一次世界大戦まで
近代戦略思想(その2)―第一次世界大戦から第二次世界大戦まで
近代戦略思想(その3)―第二次世界大戦から現代まで)
第2部 現代の戦略と戦争―その理論と実践(軍事力の本質とその統合運用―新たなシナジーに向けて;政軍関係―シビリアン・コントロールの質的変化;非対称戦の戦略―新しい紛争の様相;軍縮・不拡散―戦争を制御する規範の形成;戦争と技術―技術革新による戦争の変化;インテリジェンス―戦争と情報)
第3部 戦略研究の新たな視点―その理論と将来像(大量破壊兵器と核戦略―現代における核兵器の役割とは;平和思想―平和への戦略的アプローチ;人道的介入と平和維持活動―軍事力の新たな役割;戦争と国際法;新しい戦略研究―環境・エネルギーなどを中心に)
戦略研究の将来
著者等紹介
石津朋之[イシズトモユキ]
防衛省防衛研究所戦史部第一戦史研究室長、拓殖大学、上智大学非常勤講師、「歴史と戦争研究会」代表。ロンドン大学キングス・カレッジ大学院修了、オックスフォード大学大学院研究科修了。ロンドン大学キングス・カレッジ名誉客員研究員、英国王立統合軍防衛安保問題研究所(RUSI)研究員を歴任
永末聡[ナガスエサトシ]
「歴史と戦争研究会」事務局。慶應義塾大学卒業、慶應義塾大学大学院修了、ロンドン大学キングス・カレッジ大学院中退
塚本勝也[ツカモトカツヤ]
防衛省防衛研究所研究部第一研究室主任研究官。筑波大学卒業、タフツ大学フレッチャー法律外交大学院修士課程修了、同博士候補(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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