戦略原論―軍事と平和のグランド・ストラテジー

電子版価格
¥3,520
  • 電書あり

戦略原論―軍事と平和のグランド・ストラテジー

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 489p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784532133856
  • NDC分類 391.3
  • Cコード C3033

内容説明

国家の命運を左右する大戦略を解剖。戦争の起源、近代戦略思想の系譜から政軍関係、軍縮・不拡散、インテリジェンス、平和思想まで―。軍事戦略と戦争のすべてをていねいに解説。日本初のグローバルスタンダード・テキスト。

目次

日本における戦略研究のフロンティアを目指して
第1部 戦略と戦争―その理論と歴史(戦略とは何か―そして、何が戦略を形成するのか;戦争の起源と終結―戦争抑制へのアプローチ;近代戦略思想(その1)―ナポレオン戦争から第一次世界大戦まで
近代戦略思想(その2)―第一次世界大戦から第二次世界大戦まで
近代戦略思想(その3)―第二次世界大戦から現代まで)
第2部 現代の戦略と戦争―その理論と実践(軍事力の本質とその統合運用―新たなシナジーに向けて;政軍関係―シビリアン・コントロールの質的変化;非対称戦の戦略―新しい紛争の様相;軍縮・不拡散―戦争を制御する規範の形成;戦争と技術―技術革新による戦争の変化;インテリジェンス―戦争と情報)
第3部 戦略研究の新たな視点―その理論と将来像(大量破壊兵器と核戦略―現代における核兵器の役割とは;平和思想―平和への戦略的アプローチ;人道的介入と平和維持活動―軍事力の新たな役割;戦争と国際法;新しい戦略研究―環境・エネルギーなどを中心に)
戦略研究の将来

著者等紹介

石津朋之[イシズトモユキ]
防衛省防衛研究所戦史部第一戦史研究室長、拓殖大学、上智大学非常勤講師、「歴史と戦争研究会」代表。ロンドン大学キングス・カレッジ大学院修了、オックスフォード大学大学院研究科修了。ロンドン大学キングス・カレッジ名誉客員研究員、英国王立統合軍防衛安保問題研究所(RUSI)研究員を歴任

永末聡[ナガスエサトシ]
「歴史と戦争研究会」事務局。慶應義塾大学卒業、慶應義塾大学大学院修了、ロンドン大学キングス・カレッジ大学院中退

塚本勝也[ツカモトカツヤ]
防衛省防衛研究所研究部第一研究室主任研究官。筑波大学卒業、タフツ大学フレッチャー法律外交大学院修士課程修了、同博士候補(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

町営バス

3
学部の時代に教科書として指定された本書をしっかり読み解くことができる日が来るとは全く予想していなかったし、丁度良いタイミングで古本を手に入れたことも良かった。古今東西の戦略思想と戦略の範疇、更には現代の戦略に至るまで広く解説が施されている本書は、今後の戦略研究のスタンダート・テキストとなる一冊だ。2019/12/28

田中AD

2
戦略をテーマにしたバランスのよい教科書、1章が適度な量で丁度いく、参考文献も日本語訳がそこそこあり次に繋げるのに適している。入門として読むならこれ。2014/09/12

Minakami

2
国際政治学を学ぶ中で、実戦部隊の運用や戦略における思想はどのようなものがあるのかと疑問を持っていたのですが、ちょうどよかった。

ろーじゃ

2
戦争の歴史・軍事学・安全保障など、'戦略'に関わる分野の教科書です。各分野とも、それなりに詳しいところまで述べられていて、包括的に学ぶ事が出来ます。 各章の終わりに要約と結論、その分野で読むべき本とコメントが書かれていて、次のステップに効率良く進める点は特に評価したいです。もっと日本に戦略研究を広めたいという編集者の意志がよく表れてました。2012/12/25

Studies

2
戦略の歴史から現在の課題まで幅広く触れられておりバランスがよい。2012/06/22

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/592498
  • ご注意事項