内容説明
ロシア、中国から米国、ペルーまでアジア太平洋地域を包括する唯一の地域協力組織APEC。日本の命運を左右する巨大市場活性化戦略を、貿易、投資、金融、エネルギーなど様々な角度から明示。
目次
序章 APECをどう捉えるか
第1章 多様性に富む加盟国―APEC活用のメリットとデメリット
第2章 米国とAPECの20年
第3章 米オバマ政権のアジア太平洋戦略
第4章 自由化は達成できるか―アジア太平洋諸国・地域の貿易と貿易政策 APECボゴール目標の検証
第5章 FTAAPの効果シミュレーション
第6章 アジア太平洋地域における投資環境と生産ネットワークのさらなる発展可能性
第7章 アジア太平洋における通貨・金融協力―過去の教訓と安定への道筋
第8章 APEC舞台にエネルギー需給安定目指す
第9章 APECの貿易自由化と農業―成長産業への脱皮
第10章 摩擦から交流へ―APEC域内のサブカルチャー交流とヒトの移動
エピローグ APECと日本のあるべき姿
著者等紹介
浦田秀次郎[ウラタシュウジロウ]
1950年生まれ。73年慶應義塾大学経済学部卒業。スタンフォード大学で修士号、博士号取得。78年ブルッキングス研究所研究員。81年世界銀行エコノミスト。86年早稲田大学社会科学部専任講師。同大学教授を経て、早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授、日本経済研究センター主任研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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