アジア金融システムの経済学

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  • サイズ B6判/ページ数 272p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532133078
  • NDC分類 338.22
  • Cコード C3033

内容説明

効率的で統合力の強い経済ネットワークを構築せよ。東アジア共同体は、まず金融から域内市場を一本化することで成立を促進できる!「アジア共通決済システム構想」「アジア中央銀行構想」などの具体的なアイデアを実務家の視点から提言。

目次

第1章 東アジアに向かう日本の経済・金融(成長する東アジアと経済連携;東アジアの自由貿易協定(FTA) ほか)
第2章 EUの経験からアジア統合を見る(EUと東アジア共同体構想を比較する;「地域共同体」としてASEAN+3は機能しているか ほか)
第3章 東アジア経済成長と通貨システムの進化(東アジア経済成長の転換点―アジア通貨危機;アジアにおける国際金融政策 ほか)
第4章 アジア金融システムの構築(金融システムの意義;アジア債券市場の育成 ほか)
第5章 アジア共通決済システムの構築(決済システムと経済・金融の成長;決済と決済システムのメカニズム ほか)

著者等紹介

宿輪純一[シュクワジュンイチ]
1963年東京生まれ。1987年慶應義塾大学経済学部卒業、富士銀行入行。国際資金為替部、海外勤務等を経て、1998年三和銀行に移籍。企画部、決済業務部等を経て、合併によりUFJ銀行市場国際統括部、UFJホールディングス経営企画部、UFJ総合研究所国際本部等(兼務含)に勤務。2004年アジア開発銀行(ADB)アジア債券市場育成イニシアティブ(ABMI)WG・リード・コンサルタント(兼務)。2005年財務省「ASEANの為替制度と域内金融市場の発展に関する研究会」、経済産業省「グローバル財務戦略研究会」他委員。2006年合併により三菱東京UFJ銀行に勤務。現在、三菱東京UFJ銀行国際企画部上席調査役・エコノミスト(アジア債券等アジア新金融統括)。東京大学大学院非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

がっち

3
FTA・EPAの話、そしてアジアの金融システムの実情・課題とアジア圏の経済を勉強したい方々にとっては必読の教科書といっても過言ではない。そしてこの本は2005年に書かれた本であるが、今現在もこの中の課題で解決していない、また解決しつつある課題がたくさんあることが分かる。特に共通の金融システムの制度がアジアはほとんどないといってもいい。この金融システムをいかに構築できるかがこれからの東アジアの経済の発展・成長を左右するに違いないと思った。アジアの金融・経済を学びたいのであれば必読の本である。A2010/11/15

shukuwa

0
著者です。宜しくお願いします!2010/03/12

のぞみ

0
不作為は、そのものが悪。2010/02/27

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