内容説明
効率的で統合力の強い経済ネットワークを構築せよ。東アジア共同体は、まず金融から域内市場を一本化することで成立を促進できる!「アジア共通決済システム構想」「アジア中央銀行構想」などの具体的なアイデアを実務家の視点から提言。
目次
第1章 東アジアに向かう日本の経済・金融(成長する東アジアと経済連携;東アジアの自由貿易協定(FTA) ほか)
第2章 EUの経験からアジア統合を見る(EUと東アジア共同体構想を比較する;「地域共同体」としてASEAN+3は機能しているか ほか)
第3章 東アジア経済成長と通貨システムの進化(東アジア経済成長の転換点―アジア通貨危機;アジアにおける国際金融政策 ほか)
第4章 アジア金融システムの構築(金融システムの意義;アジア債券市場の育成 ほか)
第5章 アジア共通決済システムの構築(決済システムと経済・金融の成長;決済と決済システムのメカニズム ほか)
著者等紹介
宿輪純一[シュクワジュンイチ]
1963年東京生まれ。1987年慶應義塾大学経済学部卒業、富士銀行入行。国際資金為替部、海外勤務等を経て、1998年三和銀行に移籍。企画部、決済業務部等を経て、合併によりUFJ銀行市場国際統括部、UFJホールディングス経営企画部、UFJ総合研究所国際本部等(兼務含)に勤務。2004年アジア開発銀行(ADB)アジア債券市場育成イニシアティブ(ABMI)WG・リード・コンサルタント(兼務)。2005年財務省「ASEANの為替制度と域内金融市場の発展に関する研究会」、経済産業省「グローバル財務戦略研究会」他委員。2006年合併により三菱東京UFJ銀行に勤務。現在、三菱東京UFJ銀行国際企画部上席調査役・エコノミスト(アジア債券等アジア新金融統括)。東京大学大学院非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
がっち
shukuwa
のぞみ