論争 日本の経済危機―長期停滞の真因を解明する

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  • サイズ B6判/ページ数 361p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532132712
  • NDC分類 332.107
  • Cコード C3033

内容説明

構造問題か、政策の失敗か、金融システムの麻痺か―第一級のエコノミストによる徹底解明。大不況の核心に迫る知的バトル。

目次

第1部 構造問題による生産性の低下が原因か(日本経済の長期停滞と供給サイド;日本経済の長期停滞は構造問題が原因か―産業構造調整不良説の批判的検討)
第2部 財政政策が不十分だったのが原因か(長期停滞期における財政政策の効果について;長期停滞と九〇年代の財政運営)
第3部 金融緩和にさらにふみこむべきだったのか(金融政策の失敗が招いた長期停滞;不十分な金融緩和が長期停滞の原因か)
第4部 不良債権問題のインパクトはどれだけか(銀行機能の低下と九〇年代以降のデフレ停滞―「貸し渋り」説と「追い貸し」説の検討;銀行機能低下元凶説は説得力を持ちうるか)
総括コメント 長期停滞はなぜ起こったのか

著者等紹介

浜田宏一[ハマダコウイチ]
エール大学経済学部教授。中央大学総合政策学部特任教授。前内閣府経済社会総合研究所所長

堀内昭義[ホリウチアキヨシ]
中央大学総合政策学部教授。前東京大学経済学部教授
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