経営戦略の論理 (第3版)

経営戦略の論理 (第3版)

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  • サイズ B6判/ページ数 410p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532132651
  • NDC分類 336.1
  • Cコード C3034

出版社内容情報

横並びの競争に安住してきた日本企業。しかしこの低成長、グローバル競争の時代は、戦略なしには生き残れない。今こそ戦略の出番なのだ! 現代の勝ち組企業の戦略パターンを抽出し、ロングセラーを全面的に改訂。

内容説明

構想力を磨き、組織を動かすための知的トレーニング!一歩先行く企業は、ニーズをどのように見抜き、戦略を立案、実行しているのか?その論理を徹底的に解明する。

目次

経営戦略とはなにか
1 戦略の市場適合(顧客のニーズをとらえる―戦略の顧客適合(1)
ニーズの多様性と相互作用を利用する―戦略の顧客適合(2)
競争優位をつくる―戦略の競争適合(1)
反撃を見越す、敵にしない―戦略の競争適合(2))
2 戦略のインターフェース適合(ビジネスシステムで差別化する―戦略のビジネスシステム適合;技術を活かし、技術が動かす―戦略の技術適合)
3 戦略の内部適合(見えざる資産―情報の流れのフレームワーク;資源を蓄積し、利用する―戦略の資源適合;組織を動かし、刺激する―戦略の組織適合)
戦略の論理と発想

著者等紹介

伊丹敬之[イタミヒロユキ]
1945年愛知県に生まれる。1967年一橋大学商学部卒業。1972年カーネギー・メロン大学経営大学院博士課程修了。現在、一橋大学大学院商学研究科教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゲオルギオ・ハーン

14
経営学部の学部生向けとしては良い教科書なのかなぁという印象の一冊。あれも大事、これも大事、なぜなら成功している大企業はそれを実践しているからという論法で進む。あれこれ言って予防線を張り、抽象的な話で展開するので無駄に難解というか的を絞れていないのが残念。また、本書にて称賛していたシャープや日本のPCメーカーなどが衰退したことで説得力も薄くなってしまった。論より証拠ということで戦略変更による業績の変化のグラフや業界内の大手各社の戦略分析があると学部生の企業研究の良いお手本になると思うのだけど。2020/09/23

3
伊丹先生の本はそれ程そんでいない。学部時代はカーネギー・メロン大学のMBAに行きたいと思ったことがある。天下三分の計をシャープなどになぞらえているのは食い付きやすいと思った。ダイナミック適合の論理かま成功する戦略の共通パターンのひとつ。人間くさい戦略論の大切さは良くも悪くも難しいと感じる。個人的には好きな事象だ。学習的・心理的インパクトが戦略には大切で、ビジネスシステムの設計と自分の業務の流れをすることは必要となる。細かな線引きはまだ落とし込めていない。2018/06/15

Daisuke Nakai

1
伊丹先生へのお世辞でもなんでもなく、本気で名著だと思う。日本企業にとって、これほどマッチする経営戦略論はないのではないか。勝手な印象では、RBV偏重でもポジショニング論偏重でもなく、さらには顧客の論理を重視しているところがいい。もっともっと理解を深めたいと思う2012/01/15

Bon Jin

0
ボリュームが非常に多い。しかし、すべての組織人は読んだ方がいいと思った。このてのタイトルは、現場の人は関係ないと思ってる人が多い。上の言うことに従っとけば良い。そう思っているからだ。しかし、トップがどのように考えてその戦略を立てたのか、あるいは失敗する可能性について、現場も判断できる知識が必要だと思う。2017/10/31

Teruaki Nagaoka

0
初めて読んだのは10年くらい前だけど、何が前進の障害となるか、どうやって前進させるかというシンプルな観点を持って改めて読んでみるだけで、文字の裏側に隠れたストーリーに想像を膨らますことができた。10年前は組織の「そ」の字も分かってなかったので。2014/05/18

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