出版社内容情報
リスクは本当に時間分散できるのか。なぜ期待リターンは期待通りにならないか。資産運用における難問をパズル形式で解き明かすユニークなテキスト。初学者が躓きやすい問題や理解したつもりの概念を巧みに教える。
内容説明
なぜ期待リターンは期待通りにならないのか?時間分散で本当にリスクは回避できるのか?ときにユーモアを交えて、ファイナンスの難問を巧みに解き明かしてくれる決定版テキスト。
目次
第1章 シーゲルのパラドックス
第2章 損失の確率はどのくらい?
第3章 時間分散でリスクは回避できるか
第4章 期待リターンは期待通りにはならない
第5章 なぜバランス戦略が好まれるのか
第6章 オプションの価値と期待リターンは無関係
第7章 ファイナンスを理解するためのコンセプトと手法
著者等紹介
クリッツマン,マーク[クリッツマン,マーク][Kritzman,Mark P.]
セント・ジョーンズ大学で理学士、ニューヨーク大学で経営学修士を取得。エクイタブル、AT&T、バンカース・トラストなどで投資業務を経験した後、独立。現在、ボストンにある投資顧問会社ウィンダム・キャピタル・マネジメントのマネージングパートナー。グローバル運用機関向け統合分析ツール開発会社ステート・ストリート・アソシェーツのシニアパートナー。AIMR(米国投資管理・調査協会)研究財団の調査ディレクター。Institute for Quantitative Research in Finance(通称:米国Qグループ)委員メンバー。CFA(米国公認証券アナリスト)。グレアム‐ドッド賞受賞(1993)。Financial Analysts Journal、Journal of Alternative Investments、Journal of Derivativesの各誌の編集委員。学術誌や専門誌に多くの論文を掲載
坂口雄作[サカグチユウサク]
1971年神戸商科大学商経学部卒業。野村総合研究所入社。野村投資顧問、Nomura Capital Management Inc.(NY)、野村アセットマネジメントで株式運用、クォンツ開発・運用、公的資金運用等の投資顧問業務を経て、現在、野村ファンド・リサーチ・アンド・テクノロジー取締役社長。日本証券アナリスト協会検定会員、MPTフォーラム代表幹事、『証券アナリストジャーナル』編集委員
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感想・レビュー
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タカオ