内容説明
驚くほど多い日米の類似点。労働、住宅、年金、資産形成、経済的地位、そして様々な社会保障政策―。高齢者と高齢化の現実を日米の気鋭の研究者が綿密に実証分析。日本の高齢化問題の核心が見えてくる。
目次
第1章 高齢化と労働参加―トレンドと解釈
第2章 日本の公的年金と高齢労働者の供給
第3章 アメリカにおける高齢者の経済的地位
第4章 世帯別にみた資産保有の実態と高齢者の居住状況
第5章 アメリカと日本における高齢者の住宅問題
第6章 高齢化のコスト―日本における公的資本金確保の展望
第7章 90年代のアメリカの高齢者医療の財源