内容説明
中宮寺新御殿の静謐な障壁画、雄勁な抽象絵画、有機的フォルムの野外彫刻、壮大な庭園のデザインなど多彩な表現で注目される芸術家の作品集。1970年代の初期から今日までの歩みを約70点の作品でたどる。
目次
美の招提(浜野年宏)
玄の美
シェイクスピア・グローブ―禅からの視点
パブリックワーク
中宮寺の美
浜野年宏の道程(針生一郎)
比較思想の具象的な「かたち」(峰島旭雄)
対談 美を通して東西の融合(峰島旭雄;浜野年宏)
著者等紹介
浜野年宏[ハマノトシヒロ]
1937年香川県高松市に生まれる。多摩美術大学洋画科卒業。1968年香川展、文部大臣奨励賞受賞。1977年比較思想学会会員。1979年第14回現代日本美術展、群馬県立近代美術館賞受賞。1980年第2回ジャパン・エンバ美術コンクール、優秀賞受賞。1982年坂出市より芸術功労賞を受賞。第5回ジャパン・エンバ美術コンクール大賞受賞。1985年第25回四国新聞文化賞を受賞。第2回カボ・フリオ国際版画ビエンナーレ名誉賞受賞。1991年エジンバラ国際フェスティバル美術部門でグランプリを受賞。1993年第20回リュブリャーナ国際版画ビエンナーレ、アカデミー賞を受賞。1994年、ポーランドでのクラクフ国際版画トリエンナーレ1994、インターグラフィア1994世界受賞者作家展で同時にグランプリ受賞。第11回ノルウェー国際版画トリエンナーレでグランプリ受賞。1996年英国ノーサンブリア大学名誉博士。1999年リュブリャーナ大学より銀勲章を受章。香川県教育委員会より教育文化・文化財功労者賞を受賞。リュブリャーナ大学教授会名誉理事。2002年香川県より文化功労者賞を受賞。2003年クラクフ国際版画トリエンナーレ2003で名誉大賞を受賞。ポーランドより文化功労賞を受賞、現在に至る
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