出版社内容情報
オムニチャネル、個店化、個別宅配、インバウンド……グローバルな環境激変を踏まえ、流通の今とこれからを80のキーワードで解説。
内容説明
本書は、流通を構成する、小売、卸・問屋、物流のそれぞれの基本的枠組みと最新情勢を、75のキーワードで図解する入門書です。主要業態の特徴をわかりやすく解説するとともに、「勝ち組」企業の強さの秘密もわかるように、具体的な事例をあげて説明しています。地産地消に代表される脱チェーン経営・個店化、PR商品などの登場で変わるメーカーとの力関係など、業界の近未来を読み解く動きをフォローしています。
目次
第1章 流通のいま、これから
第2章 流通のしくみ
第3章 小売業の形態
第4章 小売業経営のしくみ
第5章 卸売業の現状と経営のしくみ
第6章 流通を支える物流
第7章 商品別流通の事例
著者等紹介
小林隆一[コバヤシリュウイチ]
1943年生まれ。現在、経営コンサルタント。産業能率大学兼任講師、鹿児島国際大学経済学部教授などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kentaro
16
この第5版の改訂にあたっては、高齢化時代の到来と人口減少、飛躍的に進む女性の社会進出といった流通を取り巻く、社会構造の変化や、急速に拡大するインターネット通販の動向も踏まえている。そうは問屋が卸さないとの言葉が表すように、かつては問屋が流通による主役であった。 それが、今や小売りが小売価格を決定するように変わっていき、小売店の形態も大型百貨店から総合スーパーへ、そこからコンビニやドラッグストア、ディスカウントショップにネット通販に至るまで様々ある。 オムニチャネルはメーシーズが2010年に発表したものだ。2019/04/26
ゆっくり好きの人
0
じっくり読むほどの内容は書かれていないが、読みやすく分かりやすい。全く知識が無い人向け。2017/06/10
ナシアナ・グランデ
0
流通の知識に関してほとんど知らない私ですが、この本を読んで大まかなことは理解することが出来ました。見開き1ページに1テーマで、左ページは説明文、右ページは図という構成だったので、視覚的にも理解しやすかったです。物流や流通、小売や卸などの基本情報から、現在抱えてる課題、そしてオムニチャネルといった最新動向まで幅広く網羅されていたので、流通業界を学び始めた人には適した本だと思います。2016/06/04
左右
0
物流・商流・卸・小売…などの基本的な概念の基礎がお手軽に学べて良かった2024/12/17
AM
0
業務関連。全体像をざくっと理解するために一読。2018/03/12