内容説明
ナノテク、ロボット、燃料電池、ICタグ、光触媒―注目を浴びる最新技術がビジネスにどう役立つのか、図表を駆使してわかりやすく解説。
目次
第1章 夢のあるテクノロジーの世界
第2章 日常生活を豊かにする
第3章 医療を進歩させる
第4章 環境問題を解決する
第5章 ナノテクノロジーの衝撃
第6章 次代の日本を担うロボットアーキテクチャー
第7章 安全・安心な社会を築く
第8章 産業の基盤を支える新素材・新技術
著者等紹介
野口和彦[ノグチカズヒコ]
三菱総合研究所参与。1978年東京大学工学部航空学科卒業、三菱総合研究所入社。主席研究員、安全科学研究本部安全政策研究部長などを経て2003年より現職。専門は科学技術政策・リスクマネジメント。文部科学省科学技術・学術審議会委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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KAZOO
60
10年以上前に出版されたテクノロジーに関する用語集なのですが私にとってはいまだ参考になります。というか、インターネット及びそれに関するセキュリティを除くとそれ以外の分野ではあまり新しい発明や技術が出ていないということなのかもしれません。だから、消費もあまり伸びないのかもしれません。2015/09/24
maimai
4
近年発展が著しいテクノロジーの世界。米中をはじめとして様々な国がその開発発展に凌ぎを削っていますが、その中でもIT技術に対する取り組みは著しいと考えられます。宇宙海洋開発、5G等のテクノロジーは私たちに驚きを与えてくれる反面、リテラシーが必要になってきます。経済やテクノロジーの分野で閉鎖的になりがちな昨今の日本だからこそ新しい技術が生まれて欲しいななんて考えたりします。国が活力を取り戻すには世界レベルの経済が必要で、資源の限られた日本はその鍵をIT技術が握っているのではないかと考えます。2020/10/01