内容説明
ミッタルとアルセロールの巨大統合に続き、インドのタタが欧州コーラをを買収。世界は、新たな再編へのスタートを切った。技術力を誇る日本勢は、規模を追求するライバルにどう立ち向かうのか―。鉄鋼業界の現状と課題、中長期的な見通しまでをコンパクトに収録。
目次
第1章 復権果たした鉄鋼業界
第2章 鉄鋼業界を知る
第3章 鉄鋼業界の焦点
第4章 世界市場の動向と日本の鉄鋼業
第5章 主要企業の戦略
第6章 今後の展開を探る
著者等紹介
山口敦[ヤマグチアツシ]
UBS証券株式調査部マネージングディレクター1989年早稲田大学商学部卒業。同年、岡三経済研究所に入社、鉄鋼業界の調査を開始。ジャーディン・フレミング証券、JPモルガン証券を経て2003年UBSウォーバーグ証券入社。日経金融新聞(現日経ヴェリタス)人気アナリストランキング鉄鋼・非鉄部門2002~2008年第1位、同企業総合部門で2005年第3位、2006年第2位、2007~2008年1位。米Institutional Investor誌アナリストランキング金属部門で2003~2008年第1位。日本証券アナリスト協会検定会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
星空の挑戦者
2
車、マンション、機器、部品に至るまで鉄は経済に連動している。経済のコアそのものであること改めて理解できた。高性能鉄やシームレス管など日本が誇る最高級加工鉄を作り上げても、結局は資源国の鉄鉱石価格に左右されるのは情けない。オーストラリアっていいねえ。掘ってりゃいいんだから。2010/08/10
葉
0
2008年なので合併前の企業がたくさんある。鉄が鉄を呼ぶ時代もあったらしい。高炉による製造工程は、製銑、製鋼、圧延の3つに分けられ、一貫製鉄所がある。電炉は品種による生産規模に自由度があり、一時的に休止して受給調整ができる。アルセロール・ミタルやポスコの影響で日本メーカーの生産シェア低下が続くとしている。今後は供給過剰問題や買収リスクがある一方で賃金の魅力もあるとしている。2016/07/31
Tom Tom
0
業界学んでみた。素人にはちょうど良いレベルかと。2010/10/03
Kenji Tominaga
0
鉄鋼業界の基礎を知るにはいい本。しかし、2008年ごろ刊行ということで、データーがかなり古くなっているのが難点。2013/04/05
Junichi Wada
0
去年の納会以来国内株の下落が続いている。好業績の銘柄群も業績動向を無視したとしか言いようが無い下げを演じている。 株は死んだのか。 否。 だろう。。。 この本を読め。 日本の鉄鋼業界を詳しく説明してくれている。 高炉と電炉。汎用鋼と高級鋼。日本の鉄鋼会社と他国の鉄鋼会社。非常にわかりやすい切り口で書かれているので、この下げ相場の中の小さなランタンくらいにはなる。個人的には住金が買いなのではないかと思う。2008/01/05
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