内容説明
空前の資源、エネルギーの高騰に、三菱商事や三井物産はなぜ先手を打ち、高収益を確保することができたのか?大手商社のDNAを探り、次の一手を読むためのヒントを提示。商社の現状・課題から中長期的な見通しまでをコンパクトに収録。
目次
第1章 変貌する商社(商社誕生の背景;日本の高度成長期のリード役 ほか)
第2章 成長分野の戦略(躍進著しい金属資源事業;旺盛な投資続くエネルギー事業 ほか)
第3章 商社のグローバル化(世界中に張り巡らされた活動拠点;収益基盤のグローバル化が進展 ほか)
第4章 7大商社の現状(三菱商事;三井物産 ほか)
第5章 商社業界の将来(今後5~10年間の収益環境の展望;内部統制を強化し競争力の向上へ ほか)
著者等紹介
吉田憲一郎[ヨシダケンイチロウ]
ゴールドマン・サックス証券投資調査部マネージング・ディレクター。1985年一橋大学商学部経営学科卒業。同年日興リサーチセンター入社。大阪支所、ニューヨーク駐在員事務所、スタンフォード大学アジア太平洋研究センター出向などを経て、96年ソロモン・ブラザーズ・アジア証券(現日興シティグループ証券)入社。2006年ゴールドマン・サックス証券入社。日経金融新聞人気アナリストランキング商社部門で1999年より8年連続第1位。米Institutional Investor誌商社部門で2002年より5年連続第1位(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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