出版社内容情報
仕事の進め方、情報の判断など、生活には数学的思考が必要不可欠です。数学解説の達人が算数レベルから発想法をていねいに講義。「分数ができない大学生」が話題になったのは1990年代。エクセルにデータ処理を任せる手前の効率的な仕事のやり方には数学的な発想・思考が必要であるにもかかわらず、文系学生の数学力の水準は以前よりも低下しています。その一方で、リスク管理、統計処理など以前より数学的思考の必要性が高まっているのです。
旧版以降数多くの数学啓蒙書を執筆してきた筆者が今回の改訂に当たっては、その蓄積を活かして分かり易く丁寧に書きこみます。
序 章 なぜ数学力はビジネスに必須なのか
第1章 基礎的な発想を身に付けよう
第2章 算数の応用で差をつける
第3章 最適を求める――1次関数と符号の応用
第4章 変化をとらえる――数列と対数の応用
第5章 戦略を立てる――確率の応用
第6章 効率化を進める――組合せ論の応用
第7章 因果関係を見抜く――統計の応用
芳沢 光雄[ヨシザワミツオ]
著・文・その他
内容説明
数学は、様々な分野と密接な関係を持っており、特にビジネスには数学の発想が欠かせません。本書はそういった問題意識のもと、身近な事例をふんだんに使い、数学が苦手なビジネスパーソンでも楽しく学べるような工夫をほどこしています。本書は、2002年からのロングセラーの改訂版です。今回は、基礎的な発想や算数の応用面を中心に、より充実させた内容にしています。数学の知識は、AIの時代だからこそ、より必要になってきているといえます。広くビジネスパーソンに読んでもらいたいのはもちろんのこと、これからビジネスの世界に飛び込む予定のある学生などにも読んで欲しい一冊です。
目次
序章 なぜ数学力はビジネスに必須なのか
第1章 基礎的な発想を身に付けよう
第2章 算数の応用で差をつける
第3章 最適を求める―1次関数と符号の応用
第4章 変化をとらえる―数列と対数の応用
第5章 戦略を立てる―確率の応用
第6章 効率化を進める―組合せ論の応用
第7章 因果関係を見抜く―統計の応用
著者等紹介
芳沢光雄[ヨシザワミツオ]
1953年東京都生まれ。東京理科大学理学部教授(理学研究科教授)等を経て、桜美林大学リベラルアーツ学群教授(同志社大学理工学部数理システム学科講師を兼務)。理学博士。専門は数学・数学教育。国家公務員採用1種試験専門委員(判断・数的推理分野)、日本学術会議第4部数学研究連絡委員会委員、「教科書の改善・充実に関する研究」専門家会議委員(文部科学省委嘱)なども歴任した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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