日経文庫<br> 銀行激変を読み解く

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日経文庫
銀行激変を読み解く

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  • サイズ B40判/ページ数 214p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784532113643
  • NDC分類 338.21
  • Cコード C1233

出版社内容情報

マイナス金利導入による銀行への激震から、バーゼル3,地銀再編、フィンテックまで、環境激変の銀行業界をわかりやすく解説。◆横並び、健全性重視、無風状態から一変して、近年、ビジネス環境が激変している銀行業界について、銀行の一般行員や就活生でもわかるように解説します。

<解説されるキーワード>
マイナス金利--日銀が打ち出したマイナス金利の影響を、銀行収益に直接かかわるものだけでなく、融資・預金、資産運用ビジネスなど幅広い影響まで詳細に分析。

バーゼル3--高度なリスク管理を否定する新しい国際金融のルールのインパクト。

金融行政の転換と地銀再編--健全性重視から事業性評価への転換。

世界の銀行の動向やフィンテック--銀行マンならおさえておきたい最新動向。

◆著者はメガバンクの企画・調査部門で、長年、銀行業や金融政策・行政についてウォッチしてきたスペシャリスト。

第1章 日本銀行が導入に踏み切ったマイナス金利政策

第2章 欧州ではマイナス金利で何が起きたか

第3章 マイナス金利による負のインパクトを整理する

第4章 悪化する日本の銀行のドル調達コスト

第5章 バーゼル?は銀行を今後どのように規制するのか

第6章 欧州の金融システムの動揺と脆弱性

第7章 少子高齢化、疲弊する地域経済に銀行はどう挑むか
 
第8章 不安定化する新興国経済とマネー流出

第9章 世界的な国債市場の流動性低下

第10章 日本国債格下げリスク

第11章 TPP 実現すればビジネスチャンスに

第12章 フィンテックの可能性と限界

第13章 EU離脱で揺らぐ国際金融センター・ロンドン

第14章 銀行はこれからどうなるか??今後の方向性と望まれる対応

廉 了[カドサトル]
三菱UFJリサーチ&コンサルティング調査部主席研究員
1989年東京大学経済学部卒業、三和銀行入行。日経センター、三和総研出向などを経て、1997年より三和銀行、UFJ銀行、UFJホールディングス、三菱東京UFJ銀行で、企画・調査部門に属し、内外の銀行ビジネスや金融政策・行政について担当。2015年より現職

内容説明

本書は、マイナス金利政策、地銀再編、バーゼル3、フィンテックなど、いま一大変革期をむかえた銀行をめぐる変化の全体像をわかりやすく解説します。著者は、メガバンク出身で、長年、内外の金融制度や、銀行経営、金融市場に関与したり、ウォッチしてきたアナリストです。ドル調達コストの上昇、国債市場の流動性低下、欧州銀危機、中国バブルの影響など、影響が懸念される問題についても掘り下げて紹介します。国内外の情勢を押さえておきたい金融マンや、銀行業界を志望する就活生にとって必読書です。

目次

日本銀行が導入に踏み切ったマイナス金利政策
欧州ではマイナス金利で何が起きたか
マイナス金利による負のインパクトを整理する
悪化する日本の銀行のドル調達コスト
バーゼル3は銀行を今後どのように規制するのか
欧州の金融システムの動揺と脆弱性
少子高齢化、疲弊する地域経済に銀行はどう挑むか
不安定化する新興国経済とマネー流出
世界的な国債市場の流動性低下
日本国債格下げリスク
TPP 実現すればビジネスチャンスに
フィンテックの可能性と限界
EU離脱で揺らぐ国際金融センター・ロンドン
銀行はこれからどうなるか―今後の方向性と望まれる対応

著者等紹介

廉了[カドサトル]
三菱UFJリサーチ&コンサルティング調査部主席研究員。1965年富山県生まれ。89年東京大学経済学部卒、三和銀行入行。事業調査部、UFJホールディングス(現三菱UFJフィナンシャル・グループ)経営企画部、企画部、経済調査室等を経て、15年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

104
どちらかというとマクロ的な観点から最近の銀行の状況とその環境を分析している本です。マイナス金利を最初にもってきて今後かなり銀行は厳しい局面を強いられるということが明確に書かれています。黒田日銀のQQEの失敗を銀行にしりぬぐいさせようとする魂胆が見え見えです。しかも昔の日本軍のように失敗を認めず転進といっているのですから、黒田という人は元大蔵官僚ではなく政治家といった方がいいのでしょうね。金融機関の今後の方向性を資料を駆使して冷静に書かれていることは好感が持てます。2016/11/22

koji

8
仕事本です。金融業界に携わっているので、昨年の出来事をおさらいした上で、今年を展望する一助として、本書を手に取りました。大きな視点から書かれていますので、私なりに纏め直しました。昨年の金融業界のキーワードは、①マイナス金利、②金融庁による金融行政方針の転換、③フィンテック(ビットコイン)、④トランプショック・EU離脱による国際金融の乱高下です。とりわけ①、②は、私の仕事にも大いに影響を与えました。その上で今年の展望ですが、金融の歯車を順回転させるには日本経済の成長の底上げができるかが一番と結論づけました。2017/01/04

トマス

3
マイナス金利や国際金融規制の強化、不安定化する世界経済が導く将来を見通し、銀行が生き残るための道を考える。銀行の目線で分析した場合、激変する金融環境には銀行を動きにくくする悲観的な要素が多い。この先の特効薬を提示してくれるわけではないが、今起きていることにどんなリスクがあり、これから起きるであろう変化を判断していくための材料を与えてくれるという意味では役に立つ。本書はまだ米大統領が決まっていない段階で書かれているので、トランプ大統領が当選した今、さらなる激変を見据えて対処していくことが避けられないだろう。2017/01/17

Mikatas

1
当たり障りのない、銀行を取り巻く環境のまとめ。2017/05/13

hee0190

0
2016年9月時点での日本の銀行を取り巻く環境について、様々な観点からコンパクトにまとめらた本書。取り上げられている観点の多様さや個別性を排した視点、ページ数の制約などにより、それぞれの観点のつながりや詳細分析、各種提言などは一般的な内容となっており、もう少し説明や踏み込みが欲しいなぁと感じる点もあります。一方で、日本の銀行を取り巻く環境を認識するうえで必要となる、観点の網羅性や適時のデータとその分析・集約・表現、そしてなにより、非常に簡潔かつコンパクトにまとまっている点は、本書の最大の魅力かと思います。2017/04/05

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