日経文庫<br> 成果を生む事業計画のつくり方

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日経文庫
成果を生む事業計画のつくり方

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  • サイズ B40判/ページ数 183p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784532113629
  • NDC分類 336.1
  • Cコード C1234

出版社内容情報

実行性の高い「作ってよかった!」計画の策定手順を丁寧に解説。人材・資源の投入から、フォローアップまで、余すことなく解説。◆本書では、実行性の高い事業計画をどうつくるのかを解説します。コーポレート・ガバナンスの強化で、企業がステイクホルダーに対して事業内容やこれからの収益見通しをこれまで以上に明確に示すことが必要になり、事業計画作成の重要性が増しています。

◆事業計画は上場企業をはじめ、数多くの企業で作成されていますが、労力がかかるわりに、「希望的観測ばかり」「目標値に合わせた数字あわせ」「作成後ほとんど顧みられない」など、批判されることが多くなっています。
 本書では、事業計画のスペシャリストが、フレームワークの使い方などを解説しながら、策定の手順をわかりやすく手ほどき。事業環境や自社の現状の分析から、目標の作成、数字への落とし込み、とりまとめ、実行後のフォローアップと、一連の流れを説明します。「できることの羅列」でも「遠い将来の絵空事」でもない、少しの背伸びを企業に求めるぐらいの計画作りを指南します。
 また、各プロセスごとに細かく見出しを立てているので、読者が知りたい部分をひろい読みできます。

◆『本質思考』など著作も多い一流コンサルタントの平井孝志氏と、経営・経済の最新理論に精通した早稲田大学ビジネススクールの看板教授・淺羽茂氏がタッグを組んで執筆しました。



第1章 計画の本質は「戦略」にあり

第2章 事業計画策定の体制とプロセス

第3章 事業計画立案・実行のポイント

第4章 個別事業計画から全社計画へ

第5章 計画を「絵に描いた餅」に終わらせないために

平井 孝志[ヒライタカシ]
ローランド・ベルガー執行役員、早稲田大学大学院客員教授
1965年生まれ。東京大学教養学部卒、東京大学大学院理学系研究科修士課程修了。マサチューセッツ工科スローン経営大学院(MBA)。ベイン・アンド・カンパニー、デル、スターバックス等を経て、現職。主な著書に、『日経文庫ビジュアル ロジカル・シンキング』、『本質思考』『組織力を高める』『戦略力を高める』(東洋経済)など。

淺羽 茂[アサバシゲル]
早稲田大学商学学術院教授
1961年生まれ。東京大学経済学部卒業。東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。カリフォルニア州立大学ロサンジェルス校経営大学院博士課程修了。学習院大学経済学部教授を経て現職。主な著書に『企業の経済学』『企業戦略を考える』(日経文庫)など。

内容説明

本書は、近年重要性が高まっている事業計画について、策定プロセスから、具体的な内容、フォローアップ体制まで、実行性のあるプランのつくり方を解説します。

目次

第1章 計画の本質は「戦略」にあり(企業の未来を左右する事業計画;戦略とは何か ほか)
第2章 事業計画策定の体制とプロセス(会社の未来を託す精鋭チームを組成する;事業計画策定のプロセス ほか)
第3章 事業計画立案・実行のポイント(事業が直面する状況を3つに分類;成熟市場への対応 ほか)
第4章 個別事業計画から全社計画へ(事業のポートフォリオ;制約要件としての「会社」にならないために ほか)
第5章 計画を「絵に描いた餅」に終わらせないために(事業計画の質の向上;組織のベクトル合わせ ほか)

著者等紹介

平井孝志[ヒライタカシ]
ローランド・ベルガー執行役員シニアパートナー、早稲田大学ビジネススクール客員教授、慶應義塾大学ビジネススクール特別招聘教授。香川県出身、1965年生まれ。東京大学教養学部基礎科学科第一卒業、同大学院理学系研究科相関理化学修士課程修了。マサチューセッツ工科大学(MIT)MBA。早稲田大学より博士(学術)。ベイン・アンド・カンパニー、スターバックス、デルなどを経て現職

淺羽茂[アサバシゲル]
早稲田大学ビジネススクール教授。東京都出身、1961年生まれ。東京大学経済学部卒業、同大学院経済学研究科博士課程修了。東京大学より博士(経済学)、UCLAよりPh.D.(Management)取得。学習院大学経済学部教授を経て、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しん

21
ずいぶん前に買った本だけど、そろそろ来年度の事業計画を作る時期なので、読んでみた。コンパクトにまとまっていて、分厚い本を読むよりもためになる感じがした。これはというところに、付箋をつけて読んだので、時間がある時にノートに書き写すつもり。2020/01/07

ザビ

12
経営学の講義のような堅めの内容だけど気づきも多く面白かった。成熟市場では自社の強みを見失わない、新規事業では予期せぬ成功・偶然の成果を見逃さず次につなぐ、さらにB2Bではお客さん先の顧客の満足まで想像してヒントを探る、など。新興国に高性能大型農機拡販を図ったが、水はけの悪い農地のため泥濘に埋もれ使い物にならず失敗…など需要に対しフルーガルに(ムダを省いて)応えることが肝だと実感。「一筆書きのストーリーを語れること」…誰に・何を・どうやって、まさに商売には数学の公式のようにシンプルな哲学が大切なんだろう。2021/11/06

ぴーすけのパパ

7
日経文庫で薄い本ですが、レベルは高いです。大企業もしくは中堅企業が事業計画を立てることを想定した内容になっています。「成果を生む」とか「つくり方」とか語りかけるようなタイトルに魅かれたのですが、どちらかというと「事業計画の考え方」という内容です。学びは2つ。①「組織は戦略に従う」という有名な言葉(チャンドラー)がありますが、「事業計画も戦略に従う」。②計画を実行して、「実行からの学びで、最も大事なものは失敗からの学び」であること。失敗から学び成功をつかんだ魚群探知機メーカーの事例は参考になりました。2020/12/15

dexter4620

2
事業計画を体系的に立てたい初心者から中級者にオススメ。個人的には我流だった立て方に筋道がついて来期が楽しみになってきた2016/12/04

Great Eagle

1
あまり成果が出そうでないと思いました2018/08/09

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