内容説明
自分や部下、あるいは職場全体のモチベーション（目標達成をめざす意欲）をどうすれば高められるのか。経営心理学の最重要テーマについて、クイズをまじえてわかりやすく解説します。（１）個人の成功体験の紹介ではなく、誰でも役立てられること、（２）心理学の最新の研究に基づいていること、（３）日本人に特徴的な心情や文化的背景を前提に解説していることが、本書の特色です。著者は、『「上から目線」の構造』や『薄っぺらいのに自信満々な人』といった著作で、鋭い日本社会論も展開してきた心理学者です。豊富な企業研修の経験などをもとに執筆しました。人事労務やチームリーダーの仕事をされている方、自らのモチベーションアップに取り組みたい方に最適の内容です。
目次
序章 多彩な欲求とモチベーション・マネジメント
第１章 成長欲求を刺激する
第２章 承認欲求は捨てられない
第３章 ちょっとした声がけの効果
第４章 仕事が楽しいとはどういうことか
第５章 ポジティブ心理とネガティブ心理の活かし方
第６章 わかっていてもできない理由
第７章 無意識のうちにモチベーションを刺激する
第８章 目標とモチベーションの微妙な関係
第９章 日本ならではのモチベーション
著者等紹介
榎本博明［エノモトヒロアキ］
心理学博士。１９５５年東京生まれ。東京大学教育心理学科卒。大阪大学大学院助教授等を経て、ＭＰ人間科学研究所代表。心理学をベースにした企業研修・教育講演を行う（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Snowy
3
日本人と特性に焦点を当て、西洋のモチベーション論に修正を加えた、とても具体的で分かりやすい本。会社で皆んなに勧めなきゃ。部下のいる方、子供のいる方に絶対オススメ2018/06/12
ひろ
3
新法則って書いてあったので読んでみたものの。。。別にコレといって目新しい事が書かれていたようには思えない。しかし、簡単に読みきれる点おいては、ちょっとしたエンジンかけ直しにいいかもしれない。2016/07/04
本命@ふまにたす
2
モチベーションについて、心理学などの知見に基づきながら解説。やや断片的な感じもするが、モチベーションについて考え、モチベーションを高めていくマネジメント的な視点を意識するのに有用。2022/09/26
ゆうろ
2
モチベーションについて学ぶには最適な一冊。自分の場合は意味を感じられていないことが、モチベーションが上がらない理由になると改めて認識した。2020/07/25
dice-kn
2
海外の理論は日本の文化に馴染まない点があるから鵜呑みしてもうまくいかないといった点はなるほどな～と思った。内容は周りの人たちのモチベーションをアップさせることがメインのようだったけど、この本を（だいぶ前に）手に取った理由は、自分のモチベーションについて気になっていたからだったような！？2016/05/18
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