出版社内容情報
日経新聞の記事を素材にしたクイズを解いて、経済・ビジネスの一歩先を読み解き、他人と違う着眼点と思考力を鍛える入門書。
内容説明
「円安なのに自動車メーカーは為替差損?」「中国経済の不振がビジネスチャンスに?」―本書は、日本経済新聞の記事を参考にしたクイズ50問を解いて、経済知識と思考力を同時に高める、まったく新しい入門書です。
目次
1 コンサルはグローバル経済のここを読む
2 企業のミクロ記事は仕事に直結するネタの宝庫
3 一見難しい政治、経済記事を読み解く
4 未来を変えるイノベーション 先読みのコツ
5 世の中の大きな流れと転換点をつかむ
6 グローバル経済は想像がつかないからおもしろい
7 トップニュースの真価は細部に宿る
8 マーケットの動きから世の中が見える
著者等紹介
鈴木貴博[スズキタカヒロ]
百年コンサルティング代表取締役。東京大学工学部物理工学科卒。ボストンコンサルティンググループ、ネットイヤーグループを経て2003年に独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
doi
11
【内容】2015年の日経新聞の記事を取り上げ、クイズ形式で50問。【感想】難しい。たとえばEUの中心国は、などって日本人じゃ想像しにくいよなあ。とはいえこの地政学が日本人が一番弱いと言われているらしい。確かに島国だし独立している感覚もあるし、影響を持つ外国ってアメリカ中国韓国くらいだし。「日経新聞の読み方」も併せて学べる面白い本です。2016/02/23
くろまによん
6
日経ヨイショ本。と片付けるのには惜しい内容。直近の経済ニュースをクイズ形式で紹介し、コンサルの目の付け所を紹介するというなかなかいいアイデアが光る一冊。思考力が身につくとまでは思わないが、新たな視点の獲得に役立つことには間違いない。地元紙じゃなくて日経取りたいなーと思わせるね。2016/06/29
HMax
3
記事の最後を飛ばし読みにするのをやめます。その事実が社会にどういった影響を与えるのか?を30秒は考えるようにします。うちの会社は相変わらず、11月は酉の市、初詣は神田明神と「なんとか景気が良くなってくれ」と熱心な神頼み。よーし、小遣いためて、ダウ平均株に投資をするぞ! 2016/10/31
めめたぁ
2
日常のニュースでもクイズに出来る、著者の力量もあるが、日経新聞を読むのが楽しくなりそう。購買してないけど。これまでの著書とは違う日経新聞の読み方のハウツー本とも言える。同じ情報を目にしていてもコンサルの人とは持っている物差しが違うのか、汲み取る情報量が段違いだったのが流石だなあと思いました。関連情報と裏を読む、色んな視点を持つ事、勉強になった。2015/11/19
Cidenon/土曜朝10時読書配信
1
ニュースとは変化である。 その変化は、①局地的なものか、②他にも影響を及ぼすか、③②の場合、それはどのような影響か、を考えることが重要。 そうすれば、ニュースの内容を覚えやすくなるし、将来の予想を立てることもできるようになる。 取り扱っている記事自体は、ビジネスマンとして基本的なものがいくつかあるため、、クイズには正解できることが多い。 しかし、その一歩先の「クイズの正解のその理由」あるいは「これからどうなるか」といった解説に驚かされることがあった。 自分が普段読んでいる記事の偏りにも気づくと思う。 2016/07/16




