内容説明
組織と戦略の論理をわかりやすく解説。決定版テキストを改訂。経営学の考え方から組織行動論、組織理論、戦略論まで、基本項目をバランスよく理解。
目次
第1章 経営学とは何か(企業を対象とする学;組織としての企業 ほか)
第2章 組織行動論―ミクロ組織論(個人行動;集団活動 ほか)
第3章 組織理論―マクロ組織論(組織構造;組織構造の機能分析 ほか)
第4章 経営戦略論(戦略論の基礎;資源戦略論 ほか)
著者等紹介
榊原清則[サカキバラキヨノリ]
1973年電気通信大学経営工学科卒業。78年一橋大学大学院商学研究科博士課程修了。その後同大学で講師、助教授、教授を歴任。その間、米ハーバード大学研究員、ミシガン大学客員准教授なども歴任。92年から4年間、英ロンドン大学大学院ビジネススクール准教授を務めた後に、日本に戻り、慶應義塾大学総合政策学部教授(1996‐2011年)。現在、法政大学大学院ビジネススクール教授(2011年‐)。商学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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コウメ
52
経営っていうから金の流れかなって読んでみたけど違った。組織についての内容!読んでて思ったけど結局人と人だなってことと、世の中結局は組織や集団、人に属して生きている、生活しているんだな〜バイトのことを思い出すとあれもこれも組織や教育、などなど様々な課題を改善していくフィードバックとか学ばせていただいた。と改めてというか初めてすごいというか嬉しくなった。(´ー`*)ウンウンあと組織として考えると人間や生物の中の組織も連想した。金だから経営だけど結局は生物とか人間の細胞組織や臓器に共通する部分があるだろうか〜?2019/12/13
Kiyoshi Utsugi
29
日本だと大学も経済学部、商学部はあるけど、経営学部というのはあまり聞かないので、はっきり言ってよく分かってなかったです。 欧米だとMBAを取る人も多いので、よく知ってるんでしょうけど。 経営学とは、企業を対象とする学問で、主に組織論と戦略論により構成されているとのことです。 組織論は、メンバーの行動に焦点を当てた組織行動論(ミクロ理論)と組織の構造やデザインに注目した組織理論(マクロ理論)に大別されるとのこと。 基本的なことを知るのには、非常によい本だと思いました。2022/01/24
大先生
7
やや硬めの定番入門書。組織論(ミクロとマクロ)と経営戦略に絞って解説してくれるので、頭の中を整理できます。また、経営戦略論で、よく出てくるBCGのPPM(本書では、ポートフォリオ・マトリックス)について、「最も重要な意義は、事業間のキャッシュ移転のあるべきパターンを示唆する点です」「事業単位の戦略状況を最も端的に表現するのはキャッシュフローであって利益ではない」と説明してくれるなど、初学者でも注意すべきポイントがわかるように解説してくれています。勉強になります!2020/09/28
葉月たまの
4
経営学の色々勉強になった♪。経営学は企業の学問としてではなく、キャリアの研究にも応用できるね♪。企業を個人に置き換えたら、まんま、キャリアの学問になる気がする♪。経営学自体が色々人生の勉強になった! まだ下巻読んでないけど、下巻はのんびり読んでいく予定♪。他に読みたい小説とかも溜まってるしね♪。のんびりいくのーん♪。2014/03/13
brightyellowgreen
3
しびれるくらい真のテキストだった。経営の基礎を分かりやすく学べる教科書的バイブル2016/07/18