内容説明
本書は、新規需要を主体的に創造し、競争が存在しない状況を作り出す、ブルー・オーシャン戦略の解説書です。戦略キャンバス、ERRCグリッド、PMSマップなどの戦略立案のためのツールの使い方を、自動車からレストランまで、豊富な事例をあげながらわかりやすく説明します。立案した戦略を実行に移すにあたり必要な、手続きの公正さ「フェア・プロセス」と、組織リスクへの対応「ティッピング・ポイント・リーダーシップ」についても解説。ブルー・オーシャン戦略の全体像を示します。
目次
1 ブルー・オーシャン戦略とは?
2 ブルー・オーシャン戦略の基本的ツール
3 ヤマハの大型スクーター「マジェスティ」の開発(一九九五年)
4 ブルー・オーシャン戦略の実際
5 ブルー・オーシャン戦略のメカニズム
6 「戦略キャンバス」など主要ツールの活用
7 戦略に実行が組み込まれる:フェア・プロセスとは何か
8 一気に、組織を動かす:ティッピング・ポイント・リーダーシップの基礎
9 自動車を「再発明」する:インド・タタ社「ナノ」の発売(二〇〇九年)
10 レストラン・サンドランスの事例(二〇〇五年)
著者等紹介
安部義彦[アベヨシヒコ]
福岡県出身。京都大学卒業、INSEADフランス校にてMBA取得。在学中より「ブルー・オーシャン戦略」の提唱者であるW.チャン・キム教授に師事。「ブルー・オーシャン戦略クオリフィケーション」資格と、教授許可を授与される。ボストン・コンサルティング・グループ、A.T.カーニーのプリンシパル等を経て、(株)価値革新機構を設立し代表取締役に就任。研究・技術計画学会、日本文化政策学会、国際文化会館会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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