内容説明
全社で機能する「シナリオ」を作る。市場分析、戦略立案から実践ノウハウまで実際の企業活動に沿って分かりやすく解説。
目次
1 マーケティング活動とは
2 市場の構造を見定める
3 競争市場を知る
4 マーケティング目標と戦略策定
5 マーケティング・ミックスの実際
6 顧客との関係性を築き、育てる
7 マーケティングと組織課題
著者等紹介
木村達也[キムラタツヤ]
1958年生まれ。広告代理店勤務の後、ブリティッシュ・エアウェイズ、フィリップモリス等でブランド・マネジャー、プロダクト・マネジャーとしてマーケティング戦略の策定、実施に携わる。早稲田大学商学部卒。英国ランカスター大学大学院(MBA)修了。現在、早稲田大学ビジネススクール教授。学術博士(早稲田大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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atomu
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マーケティングを実践するうえで必要なフレームワークの紹介とその進め方・方法についてを簡単にまとめた一冊。マーケティングに関して素人な私にとって、とっかかりとしては程よい本であったと思う。具体的な事例などはないため、今いちこの教科書のような方法で実践に通用するのか(特に現代での急速な市場の変化の中で)は疑問に思う。しかし、基礎を知っていいることは、応用へと発展させることはできると思う。もう少しマーケについての本を読みあさる必要がありそうだ。2017/01/12
Yuko
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ちょっと具体性に欠けるよな~理論に終始している感じとがっかりしてたら、最後の章「マーケティングと組織課題」でやっと読んだ甲斐があった。マーケティングの実践が容易でない原因①組織内でマーケティングが理解されていない②マーケティング・プランが無い③必要なだけの経営資源が投入されていない④マーケティング部門と他部門の意思統一が出来ていない⑤マーケターの教育・開発が出来ていない⑥企業内の全社戦略とマーケティング戦略が統合されていない。 などなど、日々のストレスの原因がばっちり羅列されてたw2012/04/10
tuppo
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現状把握。フォーカスとミックス。仮説とアクション。インサイト的な手法と対をなすように理屈っぽいマーケティングはあり捨てられるものじゃない。2014/04/18
m.tapioka
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まとまってて、わかりやすいです2008/12/07