日経文庫
電子マネーがわかる

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  • サイズ B40判/ページ数 213p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784532111755
  • NDC分類 338
  • Cコード C1233

内容説明

ナナコ、ワオン、エディ、スイカ、パスモ…。利用形態や情報活用、技術的背景などを徹底解説。見えないお金がビジネスを変える。

目次

1 電子マネーとは(マネーから電子マネーへ;電子マネーとは何か?―定義と分類)
2 日本の電子マネー(交通カードのタッチ&ゴー;交通カードの集中と分散;レジから現金が消える;携帯がお財布になった;電子マネーを導入しよう;顔の見える電子マネー;ネットワーク電子マネー)
3 世界の電子マネー(はじまりは香港から;アジアのA;クレジットのB;ヨーロッパIC紀行;電子マネーの日本史;発想の転換)
4 ハーモナイゼーション(標準化の国際動向―ISOとNFC(ヨーロッパとアジア)
鎖国か大航海か―フェリカの冒険(日本発)
EUの電子マネー指令
未来予想図―電子マネーはどこへ向かうのか)

著者等紹介

岡田仁志[オカダヒトシ]
国立情報学研究所准教授。1965年大阪府生まれ。88年東京大学法学部第一類(私法コース)卒業。89年同学部第二類(公法コース)卒業。98年大阪大学大学院国際公共政策研究科博士前期課程を修了。99年同研究科博士後期課程を中退。同年同研究科個人金融サービス寄附講座助手。2000年より国立情報学研究所助教授。2007年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

103
4年前に読んだのですが、今一度電子マネーの動きを確認するために読みなおしています。日本の電子マネーのSuicaやPASMO、ICOCAなど交通を中心にした発展を見ていくことともに携帯が財布となったことなどが語られています。また世界でも主に交通系が多いというのが実情のようです。またハーモナイゼーションということで標準化や今後の方向性が示されています。2016/03/15

あんどうれおん

3
2008年刊行。電子マネーについて、私は「いろいろな会社のキャンペーン告知を通してなんとなく把握できること」しか存じておりません。そこで、スマホの普及も十分とは言えないころに“新しい技術”としての電子マネーを解説した本を手に取ってみました。当然ながら情報がところどころ古いと思う一方、著者が指摘する法の未整備や流通上のリスクといった諸問題は現在でもあまり解決していないように感じました。適切にリスクと向き合い便利にお金を使うために、知っておくと役に立つ考え方に触れられる一冊です。2024/01/11

牧神の午後

3
電子マネーの概略が良くまとまっていて助かった。交通系から流通系、そして海外の動向と一通り抑えてくれている。Coffee Breakはすこし冗漫だったように思う。2013/05/20

z1000r

2
自分にとってはよく分からない分野であったが、日本及び世界の電子マネーが紹介してあり、楽しく読めた。よく分からない部分も多々あるが、電子マネーによりスムーズかつポイントのお得感はあると思った。しかし停電すると万事休す。2019/02/07

Kentaro

2
香港、韓国、中国、台湾、タイ、インド、ドイツ、フランス、イギリスなどの電子マネーも解説されています。電子マネーもお金もポイントもすべて共通の基盤で繋がり、共有でき、安心、安全な基盤で使用できることが、生き残る鍵なのだと思います。そうでなければ電気のない冷蔵庫はただの箱といわれますが、電気のない電子マネーは使い物にならない空虚なものになってしまうでしょう。2016/10/06

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