日経文庫
人事考課の実際

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  • サイズ B40判/ページ数 202p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784532110710
  • NDC分類 336.43
  • Cコード C1234

内容説明

部下の心をつかむ運用ノウハウ。人事考課の役割、基本的な実務から、陥りがちなミス、場面に応じたコメント例まで、勘所をおさえて解説。管理職の悩みに応える実践的な入門書。

目次

1 人事考課の基本(人事管理と人事考課;人事考課の意義と目的 ほか)
2 職場での人事考課(役割分担を確かめる;仕事、役割、目標を割り振る ほか)
3 運用上の障害に対処する(三位一体の人事考課;「評価の証」で納得性を高める ほか)
4 多様な社員を考課・指導する(出向社員の考課・指導;異動してくる部下、異動する部下の考課・指導 ほか)
5 人事考課を定着させる(考課者に対する基本トレーニング;被考課者に対するトレーニング ほか)

著者等紹介

金津健治[カナズケンジ]
1954年神奈川県に生まれる。1976年慶應義塾大学法学部法律学科卒業。日本能率協会コンサルティング等を経て、産業能率大学主幹研究員。目標管理・人事考課の導入および定着化の指導に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hatayan

36
上司が部下を評価する、いわゆる人事評価で陥りやすい罠について解説。 生身の人間ゆえに部下の働きを正しく評価するには限界がある。だからこそ評価は客観的な記録に基づく。部下の職務の遂行状況をまめに書き留めておけばあとの面談で使える。当人の一部の印象を全体と錯誤するハロー効果には注意。評価点数ありきの逆算考課は望ましくない。些細なことでも改善された点は日頃から指摘することで職場の環境がよくなる。 評価する側が主観に囚われていないか、客観性と公正性を担保できているかを点検するために役に立つ一冊かと思います。2020/01/12

Olly

11
客観的に人事評価を行うことは難しく、寛大化・厳格化傾向など、評価する人のクセに対応する必要がある。業績評価のため、日々の業務での特異な点(ほめるべき点)は常に記録を行うべきである。その根拠は、説明用資料や議事録、メール等の身近なもので構わない。 人事評価は、各社員と組織の成長・発展のために行う。評価の高くない人が落ち込まないように前向きに仕事を続けられるような配慮も必要である。2025/01/12

o_katu

4
人事考課の仕組みについて。人事考課は手段であり、正解は企業によって異なる。定着にも時間がかかり、経営層、幹部、被評価者、全員で取り組まないと、真の成功にはたどり着けない。いろいろポイントはあるが「共有化」が要点だと感じた。考課者、被考課者が同じ理解度を持てる仕組みつくりと運用が、人材育成や組織目標を達成する人事考課だと思う。2012/05/29

ぷち

2
人事考課は、評定を出す為だけではなく、課長と一般職員のコミュニケーションの手段であり、一般職員にとっては、漫然と仕事をするのではなく目的目標を確認しつつ、どんな成果が出せたのかをPRできる手段なのだと言うことが、ざっくりと分かりました。2009/01/08

くつ

1
人事考課の限界を含め、基本な仕組みが学べる。2023/03/16

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