内容説明
ISO14001(環境ISO)取得は増え続けており、いまや企業に欠かせない知識となっている。導入の計画から審査登録の実際まで、環境ISO取得のために何をすればよいかがつかめる。環境経営に優れた企業の先進事例を数多く紹介した。管理者責任、順守評価、マネジメントレビューの改訂など、2004年の規格改訂に完全対応している。
目次
1 環境ISOの進展とその背景
2 ISO14001の環境マネジメントシステム
3 環境マネジメントシステムの構築と運用
4 環境マネジメントシステム審査登録制度
5 企業における環境マネジメント
6 環境マネジメントの支援技法
7 進化する環境ISOと環境マネジメント
著者等紹介
吉沢正[ヨシザワタダシ]
1939年東京生まれ。62年東京大学工学部卒業、同年同学部助手、66年講師。71年山梨大学工学部助教授、78年教授、工学博士(東京大学)。89年筑波大学大学院教授(東京地区)、日本品質管理学会、プロジェクトマネジメント学会会長などを経て。帝京大学経済学部教授、筑波大学名誉教授、独立行政法人統計センター理事、(財)日本適合性認定協会環境認定委員会委員長、工業標準調査会適合性評価委員会委員、環境管理規格審議委員会副委員長、有限責任中間法人エコステージ協会理事長
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感想・レビュー
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空飛び猫
1
中小企業にはどの程度メリットがあるのか? 関係のない立場からすると、少々わかり難かった。2013/05/30
ふなずし
0
ISO、異動前の職場ではノータッチだったけれど、今の職場ではそういうわけにもいかず、仕方なく概要確認の為に読む。いつも思うのだけれど、ISOの独特の用語・言葉遣いに抵抗感を感じるなぁ。“著しい環境側面”とか…もっと違う、日本語として違和感の少ない言い回しにできなかったものか。2013/03/22
Naota_t
0
日経文庫の中でもかなり分かり易い、教科書的な題名通りの内容。 よく企業でもデカデカと看板広げていたり、ウチは今年こんな環境活動しました!って広告しているけれど、そんなん単発でしても意味がない。 継続的にやって初めて意味があって、その一基準がISOなわけで。 内容とは関係ないけれど、文中に出てきた「モラール」と「モラル」って意味が違うんね。今まで同じだと思ってた。 2012/12/02
えいとん
0
入門書だが難しい。環境経営は思ったより学ぶには敷居が高いようだ。2012/10/06
ふろんた2.0
0
業務で必要になったので、概略を知る目的で手に取った本。2010/08/31