日経文庫
コーポレート・ファイナンス入門

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  • サイズ B40判/ページ数 162p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784532110352
  • NDC分類 336.8
  • Cコード C1234

内容説明

あらゆるビジネスにおいて、お金をどこから調達し、どうやって運用するかは基本中の基本。経営の効率性と収益性を高め、企業価値の向上を目指すのがコーポレート・ファイナンスです。キャッシュフロー、現在価値、資本コストなど、コーポレート・ファイナンスの考え方やキーワードはビジネスの常識となりつつあります。カフェ・スタンドの経営といった誰でも理解しやすいケースから、マイクロソフトや大阪ガスなど実際の企業の財務戦略まで挙げながらやさしく説明。数式は最小限の理解しやすいものにとどめ、基本的な考え方、使い方のポイントを中心に解説しました。

目次

コーポレート・ファイナンスへの招待
基礎(リスク・リターン関係と資本コスト;現在価値とキャッシュフロー)
企業の投資行動はどう決まるか
企業の資金調達
企業の利益還元と配当政策

著者等紹介

砂川伸幸[イサガワノブユキ]
1966年兵庫県生まれ。1989年神戸大学経営学部卒業、新日本証券入社。1995年神戸大学大学院経営学研究科博士課程前期課程修了。神戸大学経営学部助手、ワシントン大学ビジネススクール客員研究員などを経て現在、神戸大学大学院経営学研究科助教授。経営学博士
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みゃう

6
【読書マラソン87冊目】「株主を重視する企業を探し出すヒントは学ぶことができます」。この一文に惹かれて読んだが、ヒントを学ぶのは容易ではなかった。具体的なモデルケースが少ないからだ。これは、自分で事例を考えるか参考文献の事例にあたるかをして補う必要がある。唯一分かったことは、投資家にとってのリターンは、企業にとってコストになるということ。「コーポレート・ファイナンスで最も重要なことは、投資決定を誤らないということになりそうです」。この本を読むという投資決定は、人生経験の少ない自分にとってコストが上回った。2016/07/25

haglofs30

6
★★★★★入門書ということで読んでみた。ページをさらさらとめくってみるとなんだか難解そうだ・・・と感じるが、初めから読みすすめると意外とすんなり8割9割理解できた。良書。2011/04/12

駒場

5
文字通りの入門書で、語りかけるような文体で初心者に分かるように非常に平易ながらも丁寧な解説をしてくれている。具体的な事例や最近の動向も少し解説してあって嬉しい。コーポレートファイナンスを学ぶにあたって一番最初に読む本として多くの人に勧められる良書2011/07/25

maru

5
複雑な場合分けなどをほとんど省いた、企業財務に関する文字通りの「入門書」。本書にあることをひと通り押さえておけば、発展的な内容もすんなりと入っていくんだろうなと思う。「株主重視の企業経営」が何故望ましいかを、凄く明快に打ち出している一冊。2011/05/05

Spike

5
ゼミで扱う上下巻コーポレートファイナンスの導入として自学。 とりあえず資本コストの重要性について一通り学べた。ただ入門書なので深くまで議論せず、ところどころ説明不足な部分が見られたのでそこは以降の学習で補っていこうと思う。2011/02/15

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