日経文庫
経営史―経営学入門シリーズ

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  • サイズ B40判/ページ数 217p/高さ 17cm
  • 商品コード 9784532108601
  • NDC分類 335.2
  • Cコード C1234

出版社内容情報

過去を知らずして未来は語れない。日米英を中心に19世紀の初頭以来、現代に至るまでの経営システムの変遷を長期的視点から概観。 その成り立ちを理解することによって、現代の企業の可能性と限界を再認識する。

内容説明

組織、戦略の将来を考えるには、長期的視点=歴史的視点から日米欧の経営システムを顧みることが重要な意味を持つ。本書では、経営システムの変遷を、イギリスで興った産業革命、アメリカを舞台とする大企業の時代、そして日本をはじめとする各国による戦後の大競争時代という3つの時代区分でたどる。それぞれの時代に繁栄した企業が、どのような背景を持ち、いかにして時代に適応したのかを解き明かす。

目次

序章 経営史はなぜ必要か
1 戦略商品と経済覇権の変遷
2 会社の誕生―イギリスの産業革命
3 ビッグ・ビジネスの成立―アメリカの第二次産業革命
4 大競争時代―多様化する競争のかたち
終章 大企業時代の終焉?―ベンチャーネットワークの登場

著者等紹介

安部悦生[アベエツオ]
1949年東京生まれ。東京都立大学経済学部卒、東京大学経済学部中退。81~83年フルブライト研究員として、アメリカのボストン大学経営学部留学。89年明治大学経営学部教授。92~93年明治大学在外研究員としてイギリス・ケンブリッジ大学歴史学部留学。現在、明治大学経営学部教授
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感想・レビュー

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むー

0
「過去を知らずして、未来を先取りすることはできない。」 序章で紹介されているフランスの国立行政学院の校長のこの言葉の通りである。 「いま」を知ることと同じか、それ以上に「過去」を知ることは大事なのであるという。 「現(いま)」にこそ問題に対する判断を下す材料が揃っているとするならば、さしずめ「過去」は、問題文以外に正解を導くヒントとでも言えるだろうか。 2011/08/08

naoto

0
経営の本は概して読みにくいのが多いけど、この本は読みやすかった。東インド会社から現代まで、世界の経済、経営の歴史を学ぶにはいい本だと思う。2010/11/12

yuji1123

0
「戦略商品」の変遷をもとに経営史を解説する。読みやすい2010/10/16

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