内容説明
「マネー」は情報力が勝負!いま、金融界の戦略部門でパソコン旋風が―。情報産業界も、急成長する金融市場に大攻勢。金融パソコン活用実態を、日米の現場に探る。
目次
金融市場に照準―米パソコン業界(ロータス、金融市場で地位確保へ;AIベンチャー、金融分野で急展開;IBM、金融パソコンに力)
情報産業に変身する金融資本(「メリル・リンチは情報産業だ」;シアーズの実践サポート部門;住友銀行ニューヨーク支店;野村セキュリティーズインターナショナル)
金融情報でかせぐ情報サービス(ダウ・ジョーンズ、新サービス攻勢;個人投資家向けの電子出版;CD―ROMビジネス動く)
ホームバンキング再出発(ケミカルバンク、株式・債券取引も;シティバンク、全米制覇への布石;米国三菱商事)
米金融界を担う若きMBAたち(ハーバード・ビジネススクール;シカゴ大学ビジネススクール)
新金融商品づくりの必需品
金融AI、実用化急ピッチ(日本生命;三和銀行;第一勧銀;日興証券)
情報サービスで熾烈な顧客争奪戦
金融界の“常識”破るパソコン旋風(三井銀行、海外統一OA化推進;住友銀行、OA化見直し;日本生命の総合情報システム戦略;第一生命、リスク管理システム構築へ)
激化する金融パソコン・ビジネス(日本IBM、対金融戦略を転換;富士通、パッケージ戦略を強化;日本電気、新金融パソコンで大攻勢;NCC、金融テクノロジーで大変身)