内容説明
「石油・石炭・天然ガスなどの酸化されていない炭素堆積物の起源は生物」というのが過去80年間の一般常識である。これに対し、天文学者ゴールド博士は「それらの起源は地球形成の際に取り込まれた地球深部の物質に由来する」と考える。本書は、まだ少数意見であるが、非常に革新的で無限の可能性を秘めたこの学説の全容を初めて明らかにした。
目次
1 大論争
2 炭素はどこから来たのか
3 ダイヤモンドの成因
4 地震
5 岩盤における脱ガス作用
6 火山噴火
7 ヘリウムがもたらす情報
8 石油と天然ガスがあるところ
9 石油の起源
10 結論