ボクは算数しか出来なかった―小平邦彦・私の履歴書

ボクは算数しか出来なかった―小平邦彦・私の履歴書

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  • サイズ B6判/ページ数 181p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532062668
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0023

内容説明

算数以外は全くダメで惨めな生徒であった小学校時代。その後も数学以外は劣等感に悩み続けた少年時代。その著者が“世界のコダイラ”になるまでの数学さすらいの旅。数学界のノーベル賞といわれるフィールズ賞の日本最初の受賞者が、ありのままに綴ったユニークな半生記。

目次

父・権一
祖父・金井汲治
東大入学
講義サボリぐせ
戦争勃発
プリンストン行き
フィールズ賞
国際数学者会議
文化勲章
入試委員
帰国
退官講演
学習院大学へ
ウルフ賞
基礎教科の重視を〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mawaji

4
大学の同級生が学士院賞を受賞することになり歴代受賞者をチェックしていて見つけた小平邦彦氏、高校時代の数学の教科書で見覚えがあった気がしました。昭和61年に日経新聞「私の履歴書」にそこはかとなく書き綴られていた本書は、算術以外の科目はすべて丸出だめ夫的惨めな生徒だったという小平氏の数学を通して世界に羽ばたく人生、数学者と音楽、朝永振一郎やアインシュタインとの交流など、とても興味深く読みました。「数学という木の中に埋まっていた理論を私が紙と鉛筆の力で掘り出したに過ぎない」という謙虚な姿勢、見習いたいものです。2025/04/05

のぞみ

1
良い本。素敵な数学者は淡々とものを書く。素敵な文章を。2017/02/14

非労働者Mushock

1
楽しそうな人生すぎてずるい2009/10/09

xiye

0
「専門バカでないものは唯のバカである」「学力というのは自分でものを考える力を意味する」というのがいいですね。 2014/12/23

taro07

0
数学についての知識がなさすぎて難しい。プリンストンでの話などはおもしろかった。最後の教育に関する提言も2014/01/13

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