出版社内容情報
ある日突然、非業の死を遂げた人物の記憶を話し出す子どもたち… 前作・アジア篇に続き、世界の貴重な生まれ変わり事例を収集。
内容説明
ロングセラー『前世を記憶する子どもたち』で南アジアなど8文化圏の生まれ変わり事例を多数紹介した著者が、ヨーロッパ11カ国から厳選した40例の驚くべき前世の記憶を詳細に報告。人間の死後生存を読者に確信させる劇的なエピソードを多数収録した、40年以上の調査に基づく生まれ変わり研究の新たなる名著。
目次
第1部 ヨーロッパ人の生まれ変わり信仰
第2部 二〇世紀初頭三〇年間の未調査例(事例報告;古典的事例に関するまとめ)
第3部 二〇世紀後半に調査された事例群(事例報告―子どもたち;事例報告―反復する夢や鮮明な夢;事例報告―その他)
第4部 全般的考察
著者等紹介
スティーヴンソン,イアン[スティーヴンソン,イアン][Stevenson,Ian]
1918年、カナダ・モントリオールに生まれる。44年、マッギル大学医学部卒業後、ルイジアナ州立大学精神科を経て、57年、ヴァージニア大学精神科主任教授に就任、61年に、生まれ変わり型事例の実地調査を開始。68年、同大学に超心理学研究室(1987年に人格研究室と改称)を開設。2002年に研究室の責任者を退いた後も、精力的に研究を続けている。現代超常現象研究の最長老のひとり(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ピンガペンギン
21
原著は2003年出版の〝European Cases of the Reincarnation Type” Ian Stevenson, M.D.で1巻(角川文庫)には博士の調査の手法などや、よくある質問など(人口が急激に増加していることとの整合性など)があったので1を先に読むのがおすすめ。ただこの本は読んで面白かった。面白いが未決例が多い。画家のゴヤが晩年にボルドーである女性にかくまわれて、そこに連れ子がいて親交を結んだ。その女の子にまつわる話がすごく面白かった。得意な技能、性格、顔の特徴、食事の嗜好→2024/02/10
おはぎ
0
前世記憶についての本人談としてp70「私の内にある最も深い層から浮かびあがってくるもの」という表現があった。また亡くなってから生まれ変わるまでの期間として、事例を読む限り1年半位から75年後までの幅があった。p189の双子姉妹の事例の様に体型や癖のような身体的特徴を引き継いでいる傾向もあるようだ。2023/03/24