内容説明
ウィルソンの膨大な著作のエッセンスを、この一冊に凝縮。戦後の悲観主義と精神の怠惰を批判し、人間のもつ莫大な心のエネルギーを、社会からの逸脱者「アウトサイダー」たちの研究を通じて立証してきたコリン・ウィルソン。その思想の全貌を明らかにする、本格的な解説書。現在もっとも網羅的なウィルソンの著作目録を巻末に収録。
目次
第1章 コリン・ウィルソン―その人物像
第2章 哲学
第3章 心理学
第4章 性理論
第5章 犯罪論
第6章 オカルト
第7章 文学論
第8章 小説
第9章 ウィルソンに対する評価
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
大森黃馨
2
コリン・ウィルソン今は既に忘れ去られし過去の人物の筈なのに私は何故彼に再会したのだろうこれは過去の自分への幼稚な感傷なのかそれとも温故知新か紹命なのかコリン・ウィルソンに学び方を学べという天の意思なのだろうか同書は出版社品切重版未定ばかりで例え興味を持つ機会があってもそれすら満たす機会の無いコリン・ウィルソンという人物の著作並びに思想の手っ取り早い解説紹介本成る程今まで書を読んでいても内容を追いかけるのが精一杯だったのが氏の考えに触れた今は少しは余裕を持てるようになった気がする 2022/03/31
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