内容説明
人生のさまざまな領域で「達人」と呼ばれる人々は、自らの精神と身体をどう鍛錬しているのか?生命のリズムと一体化し、生きるエネルギーを呼び覚ますための、ハードでしかも軽やかな人生修行の理論「マスタリーの道」を詳説。
目次
第1部 達人の旅
第2部 達人への五つのキーポイント
第3部 マスタリーへの旅じたく
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ehirano1
86
本書を読んで、30年以上も前の私の大学受験期にクラスメートが何気に私に言った言葉、「人間、死ぬまで勉強」を数奇にもこんな受験真っ盛りの時期に思い出しました。かのクラスメートは今も「人間、死ぬまで勉強」を貫いているだろうか、おそらく貫いているだろうなぁ、とそんな気持ちになりました。2025/01/27
デビっちん
25
再読。プラトー(停滞期)の見方が変わりました。成長できていないと感じていたら、それは錯覚なのかもです。人生の大半はプラトーなのですから。才能があって速く進みすぎると細かなステップが見えなくなってしまう、という見方は停滞期の心を支えてくれます。2019/07/30
デビっちん
21
学び方の学びを教えてくれる内容です。何かを習得することで終わりではなく、そこに留まり続け練習や実践を重ねることで奥深い世界が見えてくるというプロセスにシビレました。例えは武道やスポーツが中心でしたが、これは人生のあらゆることに通じることだと思います。2019/05/11
kubottar
20
某チャンネルで紹介されていて買ってしまいました。達人になるためには続けることが大事なんですね。ただ、やりすぎもよくない。上達して停滞してまた上達し始めて今度は長く停滞して・・の繰り返し。その繰り返しが普通の状態だと感じるようにならなくてはいけない。2021/11/04
yutaro sata
19
こういう形で生きたい、及びこういう形で既に生きられている部分もあるぞ、という確認ができたのでよかった。 目に見えて何の変化も起きない時間がほとんど全ての時間であることを知りつつ、無理なく、遠くまで。2025/05/04