内容説明
噛むことは、こんなに身体にいい!脳の働きを活発にし、がんや糖尿病などの成人病を防ぎ、肩こり・腰痛を治し、スポーツ能力を高め、寝たきり老人を立ち上がらせ、ボケを予防する驚異の生命システム「咀嚼」の謎に迫る!日本初の一般向け「咀嚼の科学」。歯科医学をはじめ、生理学・解剖学・食品栄養学・保健学等の、各研究機関の最前線で活躍する26名の専門家を結集。日本咀嚼学会が、世に問う記念碑的一冊。
目次
序章 咀嚼とは何か(誰も語らなかった咀嚼の話;咀嚼の構造 ほか)
第1章 乳幼児―咀嚼の誕生(咀嚼の誕生―哺乳から離乳へ;“食べる機能”の発達)
第2章 子供と咀嚼(はじめに;子供の食物環境 ほか)
第3章 成人と咀嚼(唾液の驚くべき力;口内の汚れは万病のもと ほか)
第4章 老人と咀嚼(ボケ&老人病を防ぐ;咬み合わせで治った難病 ほか)