目次
第1章 子供の将来を決めるもの
第2章 偉大な言葉の力
第3章 漢字の特性
第4章 上手な漢字の学ばせ方
第5章 カール・ヴィッテの教育
第6章 具体的な漢字の教へ方
第7章 体系的漢字学習法
第8章 漢字の仕組
第9章 漢字の見方、考へ方
講演と対談(講演・漢字は才能を開発する;対談・“適時教育”を今こそ;対談・漢字教育運動に生きて;講演 討論・今後の国語教育の在り方;講演・国語教育はどうあるべきか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
isao_key
1
石井先生の本を2冊読み終わって、日本人の基礎学力向上、国際人を養うためには、幼児期から漢字教育を行う、これしかないと思うように至った。問題児がなくならないのは教室に座っていても、教科書をきちんと読めないため、分からない。なので面白くない。もし理解し読めれば、勉強も楽しくなる。この本の中で先生は、明治以来国語教育の4つの誤りについて述べている。またドイツ人牧師の父を持つカール・ヴィッテの受けた教育方法もたいへん興味深い。留学生に毎日漢字を筆で書かせたところ1年で当用漢字が書けるようになった話も参考にしたい。2013/01/11