感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おやおや
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小児マヒという障害を持つ女性の自伝的エッセイ。 自ら障害を意識せずに明るく輝いて笑顔で過ごされて一人暮らしされて、「テレビ結婚」というテレビ番組にも出演されるなんて、凄い! 【印象に残っている一節】 ① 思えば、この肉体は如何にも乗りこなし難い駄馬であった。しかし、私はこれを乗りこなすことに深い興味と意義をもって来たのであった。 (p.118 「もう誰も泣かない」 4 肉体を超えて) ②親は子供に仕えるという事をしなければならない (p.210 「子を持って知る母の恩」 6 妻として母として)2015/03/05
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- 湾岸線に陽は昇る 講談社文庫