感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nbhd
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終戦のところまで読む。何かが書いてあるようでもあり、何にも書いてないようでもある。当時のことを想像してみると、マルクスやレーニンの考え方も輸入思想だったわけだから、ニッポンの現実と折り合いのつかない部分もあっただろうし、考えは正しいと感情移入できたかもしれないけど制度的にドウシタモノカ、と悩んだだろうと思える。明治維新後、社会が天皇制を必要としていたとすれば、天皇制打破が思想に織りこまれていたわけだから、真剣に向かい合っても扱いが大変だったろうと、だいたい100年後くらいの今日おもう。生きるって大変だな。2016/10/21
yo yoshimata
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再読。時折、お見返すべき文献だということを痛感しながら読みました。特に、内政・外交上の変化と日本共産党の理論的・政治的発展の関連の見通しがいい。勉強になりました。2012/02/21