出版社内容情報
後日、記載。
内容説明
13の国の手仕事と、それらを日本に伝えた女性たちの物語。
目次
第1章 現地の生産者とともに、もの作り(グアテマラ共和国―マヤの伝統が息づく「ウィピル」;大久保綾さん/高崎真理子さん インタビュー;メキシコ合衆国―民族衣装を華麗に彩る「オアハカの刺繍」;ポーランド共和国―小さな村の温かな機織り「ヤノフ村の織物」;インド―マハラジャの愛した手仕事「ソズニ刺繍」;ラオス人民民主共和国―自然が作り出す色で織る「タイ・ルー族のシン」)
第2章 現地の手仕事や文化を伝える(トルコ共和国―イーオネヤ・ロード、過去から現在へ「イーネオヤ」;野中幾美さん インタビュー;インドネシア共和国―織りの島、腰機から生まれる纏いの布「西ティモールのブナ織り」;ハンガリー―花と色があふれる、ハンガリーの刺繍「カロチャ」;ロシア連邦―マトリョーシカの故郷で出会った手仕事「ターニャの指人形」;スウェーデン王国―長く愛される美しいかご「スポーンコリ」;セネガル共和国―太陽と風と大地香る「アフリカンプリント」)
第3章 現地の手芸を日本に広める(パナマ共和国―生命力あふれるクナ族の民族手芸「モラ」;中山富美子さん インタビュー;オーストリア―ハプスブルク家の女たちに愛された刺繍「プチポアン」;世界の手仕事をワークショップで体験)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
帽子を編みます
47
季刊誌『毛糸だま』の連載記事をまとめたものに加筆したものです。新装版の表紙はパシュミナショールに全面手刺繍をする職人です。このカシミール地方のショールの話もすごいのですが、取り上げられた13の地域の話、どれも全て素晴らしい手仕事の話です。写真を見て、文章を読んで、そして日本や世界で手仕事に関わる女性の情熱に圧倒されます。有名な方としては、モラの中山富美子さん、プチポワンの久家道子さん、好奇心、創造力、切り拓いて来た道。それに続く手仕事に価値を見つけ繋いでいく女性たち、素晴らしい手仕事、是非知ってください。2023/09/20
etsu
1
充実な内容2023/09/12