出版社内容情報
世界中のクロスステッチマニアの間で人気の高いミース・ブロッホの作品集。現在では入手困難な当時の人気デザインや、ミースの家に飾られていたレア作品など、貴重な資料を元に見やすい図案を新たに作成。
目次
子どもたちへ(バルーンパーティ;オランダの家;サーカス ほか)
オランダの日常(王宮;ピンクのコテージ;村人のダンス ほか)
動物と植物(鳥の木;農場;フラワーベース ほか)
著者等紹介
ブロッホ,ミース[ブロッホ,ミース] [Bloch,Mies Marie]
1907年、オランダのアムステルダムで生まれた。イラストレーターとして活躍し、たくさんのポートレートや水彩画も描いている。1929年からはクロスステッチの図案デザインを手がけるようになった。1933年に結婚し、女の子と男の子をひとりずつ授かり育てている。1960~70年代にかけては刺しゅう糸メーカーDMCの冊子にクロスステッチデザインを提供。オランダの出版社Margrietの手芸誌でも年4回図案を発表していて、1977年には同社よりクロスステッチ図案集「kruissteekboek(クロスステッチブック)」を出版。子ども向けデザインの依頼が多かったこともあり、子どもたち・動物・おとぎ話などをモチーフにした図案が多数残されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こふみ
21
素敵です。図書館で借りたのですが、これは買いですね(^^♪。2019/04/08
高宮朱雀
5
どの作品にも躍動感や呼吸を感じる。今に声まで聞こえて来そうなくらい。 縫い取られている人物それぞれに動きがあるからだと思うけど、国は違えど感覚は共通なんだなぁ。 特に子供をモチーフにしたものが多いので、随所に懐かしさや温かさが滲み出ていて、自身の小さい時に目にしていた風景がどことなく重なる部分がある。また、作家さんの母親としての愛情を垣間見られる。 全体的に大きな図案で成り立っているので、パーツで縫い取るとバランスが悪く、不恰好になりそうで不安はあるかな。 動物や植物のパターンも、色合い共に素敵です2018/07/31
らいく
3
海外作家さんのクロスステッチ本の日本語版の中で、今1番気に入っているかも。オランダの生活やヨーロッパの冬の暮らし等が、が躍動感ある作風になっている。海外作家のはバックステッチやグラデーションが多い印象があるけど、この本はそれが少ないようだ。一つの作品に使用する刺繍糸の数も少なく、他作品でも使いまわしすることもあり、大きな作品でも難しくないように感じる。2021/11/20
ロバパン
1
ステッチイデーの記事が気になり購入。いつかはクロスステッチの大作も作りたいなぁ……2018/10/21