出版社内容情報
北英、北欧のデザインを基調とした伝統ニットを現代風にアレンジした12作品を提案しています。嶋田俊之さんの留学時や講習会時のエッセイも楽しめる1冊です。
目次
エッセイ 愛に感じて
漁夫の歌
浜辺で
エッセイ 色に戯れて
期待
オンディーヌ(水の精)
喜びの島
エッセイ 生に触れて
秋の歌
炉ばたにて〔ほか〕
著者等紹介
嶋田俊之[シマダトシユキ]
大阪音楽大学音楽学部ピアノ専門特殊研究クラスを経て、同大学院ピアノ研究室修了。同大学教育助手を務め、パリ国立音楽院に短期給費留学派遣の後、渡英。英国王立音楽大学(ロンドン)大学院課程修了。その後ウィーンに留学し、音楽美学、歌曲伴奏、指揮法を学ぶ。これまでに国内外のコンクールにおいて多数受賞し、数々の演奏会に出演、活躍している。幼少のころより絵画、手芸をはじめとするクラフト全般に興味を持ち、学生時代より編み物を始める。ヨーロッパ滞在中に現地のニットに触発され、ニットを中心とするテキスタイルを専門的に学ぶ。ケイフ・ファセット、ローズマリー・カウフマン、リキ・ザウバラー諸氏との親交を深め、また現地のデザイナーのワークショップに参加、アシスタントを務める。現地のニッターから伝統技術の手ほどきを受ける。ヴォーグ学園講師、財)日本手芸普及協会委員、シェットランド・ニットを中心にしたクラスを主宰するなど、後進の指導、普及活動にあたっている
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感想・レビュー
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たまきら
26
ニットというか、嶋田さんに恋してますね、自分。確かな腕をもち、様々な技術をマスターされている職人なのに、同時にあたらしいデザインも創作されている柔軟性。アラン島を旅するお話にはうっとり。音楽家でもあるだけあって、作品とともにイメージする曲が紹介されているのもす、素敵~♡2020/02/05
yourin♪
10
ガンジーセーターの編み模様を参考にしたくて。 表紙の作品には圧倒されるけど、もう少しさっぱりしてる方が好き。2015/09/27
kossuu
1
素敵、ステキ~~♪芸術的なニットの作品にうっとり~~。絶対に欲しい一冊!だけど、現在は販売していないみたい、アマゾンではプレミア付いて高値になってます(~o~)2012/12/10
COCO
0
嶋田先生のニットブック、ちゃんと持ってたんだな…2013/01/11
ミノムシlove
0
嶋田さんのデザインは美しいけど難しい。この本の中でも『オンディーヌ』に一目ぼれ。親切な本では、フェアアイル柄の編み図はカラーで方眼紙にアップしてくれてる。この本はマス目はマス目だけど、白黒で細かくて見にくい。エクセルで色をつけて編み図を起こしましたが、その時点で疲れた。作品はどれもきれいでそこは満足。この頃編み物三昧の毎日なので、ほとんど本が読めない。2019/11/17