出版社内容情報
九州柳川地方の伝統的なひな飾りで、人気の高まりつつあるつりびなの本。つりびなは49個(何体)飾りますが、理由は?というようにエピソードや歴史も掲載。もちろん、ちりめんのお細工ものの作り方は優しく解説。まりの作り方、つなぎ方は、糸を巻く御殿まり、木目込みまりまで伝統的な技法と、新しい作り方をプロセス写真付きで掲載しています。柳川で生まれ育った作者だからできる「伝統と創作」ミックス。読みやすい大きめの活字です。
--------エディターズレビュー--------
読者アンケートの寄せられた声からです。
「つりびなに興味を持ち作り始めました。古布を集めることの楽しさを覚え、本も10冊ほど購入。この本に出会いどきどきしました。作ってみたいものばかり。ちなみに作り始めて半年ですが、100以上も作っています。」
54歳の福岡の方は「美しい仕上がりで手にとってページを繰っていくだけでも心が豊かになります。特に参考作品は見る者がくぎ付けになります。」
目次
かわいい果物
四季の花
季節の野菜
這い人形
三番叟・姫だるまなど
動物など
鳥など
金魚や亀など
蝶々、蝉、ふくろうなど
おひなさまを作りましょう
基本作品に飾った柳川まり
御殿まりの作り方
参考作品(柳川まり;木目込みまり ほか)
木目込みまりの作り方
つりびな(外周り7本)の作り方
作品を作りましょう
著者等紹介
酒井愛子[サカイアイコ]
伝統工芸・組紐と筑後柳川地方に伝わるつりびな(通称さげもん:まりと縮緬細工)を長年にわたり研究、創作、その普及に努め、毎年各地で作品展を催している。1951年装美あみもの学園を設立し、国際羊毛グランプリ賞等多くの賞を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。