出版社内容情報
お細工物は江戸の昔より女性のたしなみとして受け継がれてきた針仕事の一つです。本書の作品の３分の２は袋仕立てになっていて、匂い袋や小物入れとして使う楽しみがあります。内藤乃武子さんのお細工物はオリジナリティと何より、愛らしいのが魅力。この本で紹介したお雛様や輪下げ、つり草、花や鳥の袋細工、干支飾りなど、どれをとっても精緻な手仕事とともに表情のかわいさに魅了されることでしょう。お人形や現代風のお細工物もあって楽しめます。
--------エディターズレビュー--------
お細工物の素材は、大半が縮緬です。この柔らかく、伸縮性のある布地がお細工物の立体性ややさしさを生み出すのですが、内藤さんの選ぶきれいな色使い、柄の生かし方が作品のより上品な愛らしさを生み出すのではないでしょうか。女性はいくつになっても、かわいいもの、美しいものが好きなものですが、この本でそういう愛らしいものへの想いを堪能してください。作るときには、初心者にも分かりやすいプロセス解説が役立ちます。
内容説明
縮緬でつくるお雛さま・つり草・輪下げ、干支と歳時飾り、細工袋、お人形など。詳しい作り方と実物大型紙つき。
目次
お雛さま・つり草・輪下げ
お花や小鳥の細工袋
金太郎とかい巻き人形
干支とお正月飾り
お花の精の細工袋
詳しくお教えします（水仙のお花の精（細工袋）
干支飾り（ひつじ））
この本で使われる基礎技法
袋もの
お人形―風物詩
著者等紹介
内藤乃武子［ナイトウノブコ］
手芸家。姫路市に生まれる。２０代前半に創作人形を習う。婚家での這い子人形袋や巾着など、縮緬細工との出会いとなる。１９９４年ＮＨＫ「おしゃれ工房」に出演、日本玩具博物館講師を経て、現在は創作を中心にＮＨＫ文化センター、朝日カルチャーなどの講師を務める
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