出版社内容情報
丸屋米子先生が、アジア各地(インドネシア・ベトナム・ミャンマー・インド・韓国など)に自ら出向き、汗と足で見出した布の数々と日本の古布(絣・大島・羽裏・襦袢・裂織りなど)を使用したウエア中心の作品集。
作品例としては、インドネシアのバティック(絣模様)、イカット(染め)のスカートやジャケット。シルクに刺しゅうを施した布で作ったフォーマルスーツ。大島や麻で作った一重のコートなど満載です。正油袋や酒袋を使ったバッグもあります。
--------エディターズレビュー--------
日本の布だけではなく広くアジアに目を向けた素材で作った作品集。
丸屋先生が自らアジア各地に足を運び、自分の目で足で捜した布で作品がいっぱいです。アジアの布は日本の布と通じる所もありますが、日本の布にない素朴な手づくりの良さが残っています。日本の布を含んだそれらの布たちで作ったステキなウエアや小物が満載です。バッグ類は、裂き織りと山ぶどうの組み合わせや、しょう油袋などを使った個性的なものになっています。新境地を開いたアジアの布の作品を見てください。
目次
フェミニンなスカート
一重のロングジャケット
カラフル巻きスカート
サンドレス
アップリケのスカート
白いワンピースとお花のバッグ
エレガントなベスト
フード付きコート
豪華なショートコート
大胆なスカート〔ほか〕
著者等紹介
丸屋米子[マルヤヨネコ]
1948年東京吉祥寺生まれ。乙女座のB型。1970年に結婚とともに青森県五戸町に移り住む。1983年五戸町に「ブティック・ジョアン」をオープン。この頃から始めたパッチワークを本格的な和布のパッチワークアトリエ兼ブティックとして1990年にお店を改装。1992年には「ジョアン・八戸店」をオープン。1993年「ジョアン(アトリエ)」を現在地に移転オープン。1994年より大阪梅田阪急百貨店「セッセ」にて展示会を毎年開催。その他、インターナショナルキルトウィーク横浜、ギフトショー、国内外キルトフェスティバルに多数出店。マガジンハウス主催の第21回黄金の針展で「銀賞」受賞。ファションショーも1998年10月に第一回(大阪帝国ホテル)、1999年11月に第二回(東京帝国ホテル)、2000年12月に第三回(ホテル青森)を開催。1999年10月に東京原宿表参道のオリエンタルバザー1Fに「ジョアン・原宿店」をオープン
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