内容説明
年末調整ってなんですか。給料と給与は別物?!社会保険料ってなに?!サラリーマンの必要経費?!出産は健康保険が使えない!住民税は後払い…わかると意外と怖くない!いちばんやさしい会社員のためのお金の本。
目次
1 「支給」について(そもそもお金ってなんだろう;「基本給」ってなんだろう;「手当」ってなんだろう)
2 「控除」について(そもそも社会保険ってなんだろう;「健康保険」ってなんだろう;「厚生年金」ってなんだろう;「介護保険」ってなんだろう;「雇用保険」ってなんだろう;「労災保険」ってなんだろう ほか)
著者等紹介
高橋創[タカハシハジメ]
東京都出身。東京都立大学経済学部卒業。卒業後、大原簿記学校税理士講座で所得税法の講師を6年間務める。平成16年に税理士試験合格後、平成19年2月に高橋創税理士事務所を開設し独立開業。税理士業のかたわら、新宿ゴールデン街のバー『無銘喫茶』のオーナー、YouTube『2丁目税理士チャンネル』、ネットショップ『経費擬獣図鑑』の運営なども行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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チャー
15
新社会人向けに給与明細の記載の意味を解説した本。労働の対価として得られる給与と、社会生活を営む際に収める税金、社会保障費について図を多用しながらわかりやすく解説している。所得税や住民税、健康保険組合や公的保険など、要点の解説では具体的な数字を引用しており理解しやすい。天引きされる控除額は何気なく眺めているだけだと漠然と引かれているという一方的な見方しかできないが、それらの構造や意味を理解することで、その金額となる理由を知ることができ自身と社会との関わりが見えてくる。自身、曖昧な点の理解が進んだ。2022/01/22
hydrangea
13
社会保険や税金に自分の稼いだお金がどう使われているのかを知るには、まず自分の給与明細をしっかりと理解することが非常に大事です。今まで曖昧に捉えていた項目の理解が進みました。若い方、特に初任給の際に併せて読まれるといいかもしれませんね。2022/08/28
オ・パッキャ・マラ夫
11
今年は扶養を抜けたり、今までは会社に丸投げだった年末調整を年末調整システムでやるようになったりと、税金についてある程度は知識が必要な場面にぶち当たっていたところでした。源泉徴収票を見てもよくわからないナゾの数字にしか見えなかったけど、この本を読んでなるほどなとなりました。とはいえ、とってもわかりやすくまとめてある内容でしたが、何度も読まないとなかなか理解が追いつかないですね。2023/10/21
hana@笑顔満開のわくわく探索人
9
就職して28年目になりますが、初めて自分の給与明細や源泉徴収票を隅から隅まで見ました。世の中のしくみがよくわかるなー、と思いました。2024/09/18
ris3901
9
苦手意識をもって過ごし続けていましたが、大変わかりやすかったです。税金よりはるかに社会保険料がさっぴかれていることすら、区別を知りませんでした。 控除、年末調整、確定申告、、もう少し分かりやすい表現があれば良いのになあ。 2022/05/08