内容説明
三国志の時代に生きた人物達が何を考え何を目指していたかを時代を超えて追求する全ての三国志ファンのために―。「乱世はどのように三国鼎立を迎えたのか?」「曹操は何をしようとしたのか?」「諸葛亮の天下三分の計の結果は?」曹操、劉備;孫権が作った国はどのようなものか、どういう結末を軽えたのか、すべてを詳細に解説する。
目次
第1章 乱世開幕―後漢末期(155年 後漢の末、曹操誕生して、乱世の奸雄の人物評を得る;161年 中山靖王の末裔劉備、〓県に生まれ、わらじ、〓により生計を立てる;175年 孫堅、江東で名を揚げ、孫策、周瑜誕生する ほか)
第2章 三国時代の開幕(220年 曹丕、献帝から禅譲を受け、後漢が亡んで魏が建国される;221年 曹丕即位の報を受け、劉備、成都で帝位に即く;221年 孫権、武昌に移って都に定め、張飛、部下に殺される ほか)
第3章 三国時代の終幕へ(235年 諸葛亮亡き後の蜀を担った人物―蜀の四相;238年 司馬懿、燕王公孫淵を討ち、倭の卑弥呼、親魏倭王になる;239年 曹叡、曹爽と司馬懿に後事を託し、曹芳、八歳で帝位につく ほか)
著者等紹介
塩沢裕仁[シオザワヒロヒト]
1960年、山梨県甲府市生まれ。法政大学大学院博士後期課程単位満了退学。法政大学講師を経て、2004年9月より中国国立洛陽外国語学院特聘教授として洛陽に赴任。東洋文庫研究員を兼任し、人間環境学を基調とした中国の歴史地理、考古研究を専門とする。2007年9月、河南省人民政府黄河友誼奨(河南省第1級文化勲章)を受章
土岐秋子[トキアキコ]
1971年、東京都生まれ。早稲田大学第一文学部哲学科卒業。文学、哲学関連の編集の多くに携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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