内容説明
心の病気に悩む子どもが増えています。悩み苦しむわが子を手助けし見守るためにもまずは親御さんが正確な知識を持つことが必要です。決してあせらずにゆっくりと子どもと向き合いましょう。
目次
第1章 だれでも悩みを持っているものです(心の病気とはどんなものでしょう;なんとなく気持ちが不安定です ほか)
第2章 「心」のトラブルは「脳」のトラブルです(脳と心とは深く関わりあっています;心の病気の原因はなんでしょう ほか)
第3章 悩みを解決するためにはとにかく相談・受診を!(子どもは悩みながら育つものです;子どもが抱えやすい悩みとはなんでしょう ほか)
第4章 心の叫びに対応するポイントを知りましょう(何を考えているのか聞いてみましょう;とにかく受け入れて、じっくり話すことがコツです ほか)
育児や児童に関する相談・支援機関
著者等紹介
森隆夫[モリタカオ]
1955年名古屋市生まれ。日本医科大学卒業。同大学精神医学教室で研究生、医員助手、講師を経て、1987年より民間病院理事長を兼務。2003年日本精神科病院協会の執行部に推挙され、大学を退職。厚生労働省等の委員会の委員も務め、愛知県の虐待対応精神科医の任を10年以上にわたって引き受けている。専門は非線形理論、定量脳波学、医師教育、病院マネジメント(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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bros
10
図書館本。もう少し突っ込んだ部分があるかと思ったが、最近読んでる本と重なる部分があり、確認程度になるが、いつ起こるかもわからないということを肝に銘じよう。初めて知る時のとっかかりには、図解もありいいと思う。2017/01/09
ゆき
2
すらすら読めてわかりやすい。統合失調症、うつ病、適応障害、全般性不安障害、強迫性障害、社交不安障害、パニック障害、心的外傷、ストレス性障害、分離不安、障害などの説明とアドバイス(相談する、親が全て解決すると思わない、子供にあった支援や対処法、対応するポイント、中をしてじっくり話す、原因は育て方や愛情不足ではない、重くならないうちに受診する、注意点等)を掲載している。2024/03/01
りんふぁ
2
発達障害等だけでなく、精神分野も載っている。さらっと概要をつかむにはちょうど良い感じ。2017/04/24
なゆみ
0
子どもは一見、遊んでいる時間が多くて楽しそう〜と思いがち。しかしながら子どもは子どもなりに大人のようにうまくストレスに対処が出来ないために、苦労してるんだな、と心が痛む。子どもにとって、心の拠り所、SOS場所としての存在になれるよう、私自身も勉強し、成長し、少しでも心豊かな世の中になるよう献身していきたい。2017/11/24
桃果
0
No.44 ★★2015/08/17