内容説明
あがり症、対人恐怖症、赤面症は、社交不安障害という病気です。適切な治療で治せます。悩みを解消して明るい人生を。
目次
第1章 「自分はあがり症だ」と思っている人々
第2章 社交不安障害とはどんな病気でしょう
第3章 社交不安障害の種類と症状
第4章 社交不安障害とセロトニンの関係
第5章 社交不安障害の治療について
第6章 社交不安障害は必ず治ります!
著者等紹介
木村昌幹[キムラマサミキ]
1962年、東京都生まれ。1987年、川崎医科大学卒業。同大学の心療科で研修。その後民間精神病院等で勤務。2001年3月に福岡県の天神でアイさくらクリニックを開院。SAD(社交不安障害)の他、うつ病、パニック障害、不眠症、更年期障害、線維筋痛症、慢性疼痛などの治療を手掛ける。SSRIや抗不安薬、抗精神病薬などの西洋医学の薬物療法とともに、漢方治療も積極的に取り入れて、心身相関性を重視した治療をおこなっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あかり
13
図書館本。自分もどちらかと言えば顔に出ないあがり症だと思っていた。単純に人慣れしないないから…とうわけでもなく色んな要因で「社交不安障害」に陥るが、早期に治療を試みれば改善・治癒できることもわかり勉強になった。ネット社会が身近な若者ほど社交不安障害と隣り合わせなのかもしれない。予防、治療には生活の見直しも必要かと思う。2018/07/02
白パラガス
8
「人前で話すと思うと,緊張で震えてしまう」「自己紹介をしなくてはいけないとき,大量の汗をかく」これらに身に覚えのある方は”社交不安障害”の傾向があるかもしれない。日常に付きまとう不安は脳内物質の”セロトニン”によりコントロールされている。このセロトニン神経を活性化させ,心を安定化させると同時に,自分と向き合うことで自信を取り戻す努力をしていくことが症状改善への道となる。本書はイラストが多く読みやすい反面,タイトルの胡散臭さが気にかかるので,他の関連書にもあたってみようと思う。2017/09/22
ゆう
3
ちょっと期待していたのとは違う内容でした。 一通り対人恐怖症とはの解説がされていて、著者が医師の方なので医療機関の受診や薬物療法寄りの内容が目立ちます。 おそらく著書の方は対人恐怖症ではないと思うので、悩んでいる人が見たら不安になっちゃうのではないかなと個人的には思う内容でした。 身体のメカニズムは参考になりました。2019/07/01
mitya
2
神経症を患っていたことがあるので、読んだ。規則正しい生活、リズム運動、脳にいい食品など、セロトニンを活性化させるコツがイラスト入りで、わかりやすく書かれてあるので、とても読みやすく、ためになった。2014/03/14
a
1
規則正しい生活と人に関する考え方を改める。2021/10/17