内容説明
シャンプーや化粧品などの日用品に含まれている化学物質が皮膚を経由して体に浸入し、体に有害な作用を引き起こすことを経皮毒といいます。今の時代では無くてはならない便利なものたちに、そんな危険なものが含まれているなんて。では、どううまくつきあっていけばいいのでしょうか?本書では、イラスト図解とDVDで、経皮毒を防ぐ正しい方法をやさしく解説しています。
目次
第1章 経皮毒ってなに?(経皮毒ってなに?;みんな経皮毒してるよ!;化学物質はどうやって体に入るの? ほか)
第2章 化学物質が私たちに及ぼす影響(毎日使っているけど、何も感じないのは?;日用品にそんなこと書いてないけど;なぜ、教えてくれなかったの!? ほか)
第3章 未来の子供たちと地球のために(化学物質を使わない生活ってできるの?;他の国の規制はどうなってるの?;継世代毒性ってどういうこと? ほか)
著者等紹介
山下玲夜[ヤマシタアキヨ]
静岡県富士市出身。2005年2月『経皮毒』(日東書院)を企画構成し、出版に携わる。その後、全ての“経皮毒シリーズ”の企画構成に関わり、自らも2005年11月に『見てわかる!図解経皮毒』を日東書院より出版、10万部を超えるベストセラーに。ABC放送「おはよう朝日です」に『経皮毒』の著者、帝京平成看護短期大学教授・薬学博士の稲津教久氏と共に出演。2006年8月、稲津氏と経皮毒研究会を設立。全国で講演活動を開始する。シャンプーやリンスに入っている有害化学物質が皮膚から浸入し、病気を引き起こすことを知り、日用品を見直し、自ら病気を克服。経皮毒の恐ろしさや、日用品を見直す大切さを、出版や講演会を通してメッセージを送り続ける。経皮毒研究会代表
稲津教久[イナズノリヒサ]
1952年東京生まれ。東京薬科大学薬学部薬学科卒。同大学大学院博士課程修了(薬理学専攻)。薬剤師、薬学博士。東京薬科大学薬学部助手を経てベルン大学(スイス)へ留学。現職は帝京平成看護短期大学教授(栄養学)。米国生殖生理学会評議員、日本薬理学会学術評議員、日本薬学会会員ほか。プロスタグランジンの生殖器系への関与に関する論文8編、性腺カルボニル還元酵素に関する論文43編。環境中に存在する化学物質に関する論文5編。生体内で作用する薬物(含化学物質)の毒性(有害作用)、特に加齢に伴う毒性やカルボニル還元酵素を指標(活性、含量、遺伝子)とした継世代的毒性に関する研究を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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