内容説明
子どものキレやすい体質は経皮毒にあった!児童暴力、学級崩壊、学習障害など子どもをとりまく問題は日用品に原因がある。それらに含まれる環境ホルモン、有害物質が皮膚を経て脳を破壊している。脳の病、認知症(痴呆症)関連を徹底解明。著者自らがその予防法を伝授。
目次
第1章 脳が持っている危険性と可能性(脳は精密、繊細でとても脆い;脳には危険物質をせき止める「関所」がある ほか)
第2章 環境問題を抜きにしてこれからの健康は語れない(止まらない地球温暖化をどうすればよいか;身の回りに氾濫する環境ホルモン ほか)
第3章 今子どもたちの脳が危ない!!(「キレやすい」子どもが増加した理由;増加する子どもたちの脳神経系疾患 ほか)
第4章 寿命が延びれば認知症(痴呆症)が増える(平均寿命九〇歳の時代に向けて;高齢化社会で増加する老人性認知症(痴呆症) ほか)
第5章 脳を健康に保つためのライフスタイル(人間は一二〇歳まで生きられる;元気で長生きのライフスタイル ほか)
著者等紹介
竹内久米司[タケウチクメジ]
昭和18年6月12日生まれ。東京出身。薬学博士。日本薬理学会学術評議員。日本神経精神薬理学会。日本抗加齢医学会会員。製薬会社研究部長・医薬品安全管理部門長を歴任。てんかん、そううつ病、不安等の治療薬の研究開発に従事。創健フォーラム21代表。38歳で遠藤周作主催の劇団「樹座」のオーデションを受け合格。翌年帝国劇場におけるミュージカル「マリーアントワネット」で、ルイ16世役にてデビュー。翌年「ウエストサイド物語」のジェット団の不良少年役をこなす。また、富士交響楽団に4年間在籍(オーボエ担当)。本業の医薬品研究開発のかたわら「顔に笑顔こころとおへそに太陽を!」と題し、高齢化社会を元気で生きぬくための工夫や、認知症や癌を予防するライフスタイルについて各地で講演活動を展開。最近は2002年設立した「創健フォーラム21」の代表として、凶悪化する子供達の犯罪の問題や、身の回りに潜む有害化学物質の脳への影響に関する話題を取り上げ各地で講演会、勉強会を開催
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