図説・俳句―子規以降の伝統的・前衛的な現代俳句の流れを俯瞰する

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  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784528013599
  • NDC分類 911.36
  • Cコード C0092

内容説明

虚子により豊かになった現代俳句は、反虚子・反伝統の流れによって一層多様化しました。昨今、子規以後の俳句を、系統的に分かりやすくまとめた本は見あたりませんが、本書は、俳句を一歩進めたい人が近現代俳句史の流れを再確認できる格好の一冊です。また虚子の晩年の弟子・深見けんこのインタビュー「客観写生」「花鳥諷詠」「季題」「吟行」も収録しています。

目次

1章 明治の俳句革新(俳諧の連歌の発句に始まった俳句;子規の俳句はどのように始まったか ほか)
2章 伝統俳句の確立と自由律の試み(俳壇復帰した虚子1 雑詠欄の復帰;俳壇復帰した虚子2 守旧派宣言 ほか)
3章 花鳥諷詠と新興俳句運動(昭和初期の虚子1 花鳥諷詠の提唱;昭和初期の虚子2 再び客観写生を説く ほか)
4章 現代俳句における伝統と前衛(戦後俳句の曙1 終戦俳句を詠む;戦後俳句の曙2 俳誌の復刊と創刊 ほか)

著者等紹介

あらきみほ[アラキミホ]
昭和20年、大分県生まれ。青山学院大学英米文学科卒業。平成元年より、深見けん二に師事し、「花鳥来」「青林檎」同人。俳人協会会員。朝日カルチャーセンター俳句通信講座、NHK学園生涯学習通信講座講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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