出版社内容情報
鍛造は、塑性加工技術の一種に分類されます。そのメリットは生産効率が高く、高強度で高靭性が得られる点です。金属を構成する結晶組織が、鍛造加工の際につぶれて引き延ばされることで、製品形状に沿った鍛流線(メタルフローライン)が生成されるためです。これにより薄肉化や中空構造が可能になり、材料費の低減が図れるほか複数部品をワンショットで成形することもできます。加工精度も従来は鋳造加工と切削加工の中間と言われてきましたが、近年では後加工を必要としないほどの高精度を実現できるようになってきました。本書では、高付加価値化と生産性向上の実現に向けた鍛造加工のメカニズムを平易に紐解きます。材料・金型(工具)・機械という成形3要素の現況と高度化の方向などを親しみやすく、わかりやすく絵解きして紹介します。
【目次】
内容説明
日本の鍛造技術は戦後の自動車産業で育まれ、世界で最も優れたレベルに達し、強くて軽い部品を製造してきました。これからの鍛造品には高機能・高品質・少量対応が求められ、そのためにはメタルフローの制御が必須です。
目次
第1章 すばらしい鍛造の世界
第2章 鍛造要素技術のメタルフローの特徴
第3章 鍛造加工材料の種類と特徴
第4章 工程設計および型設計の考え方
第5章 型材料・潤滑剤・鍛造機械
第6章 トラブルシューティング、困ったときの道しるべ
第7章 学んでおこう やさしい力学
第8章 鍛造メタルフローをクリアーにしよう
著者等紹介
篠﨑吉太郎[シノザキキチタロウ]
1938年 愛媛県生まれ。2014年 国際冷間鍛造グループ(ICFG)名誉会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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