出版社内容情報
疲労破壊の基礎から入り、評価・解析までを解説する。
内容説明
金属材料の疲労破壊は、機械・構造物における破壊事故の引き金になりかねない。軽量化や低コスト化に対する要求の高まりから、金属材料の使用条件が過酷化し、設計条件が厳しくなっている中、機械・構造物の疲労破壊を防止するための最適設計には、疲労強度に関する知識を深めることが重要となる。
目次
第1章 疲労破壊の基礎
第2章 疲労強度に及ぼす各種因子の影響
第3章 低サイクル疲労
第4章 疲労き裂
第5章 腐食疲労
第6章 高温疲労
第7章 熱疲労
第8章 変動荷重による疲労
第9章 余寿命評価
第10章 フラクトグラフィ
著者等紹介
林眞琴[ハヤシマコト]
学歴:1973年名古屋工業大学工学部機械工学科卒業。1978年大阪大学大学院基礎工学研究科博士過程修了(工学博士)。職歴:1978年(株)日立製作所入社(日立研究所)。2016年~2019年総合科学研究機構サイエンスコーディネーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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